AI時代の研究者へ

長浜バイオ大入学式、180人決意

 長浜バイオ大学の入学式が1日行われた。バイオサイエンス学部に139人が入学、大学院は博士前期課程に39人、後期課程に2人が進学し、新たな一歩を踏み出した。

 式典で伊藤正恵学長は、バイオサイエンスとバイオテクノロジーの進展やAIの活用に触れ、「確かな知識と技術を身につけ、AIを思考や発見を支える道具として活用できる研究者へと成長してほしい」などと式辞を述べた。

 新入生代表の寺西桃花さん(18)=守山高校出身=は、世界にはいまだ治療が難しい病気があることや、人口増加による食料不足、地球温暖化に伴う森林減少や砂漠化などの課題に触れ、これらの解決に向けたバイオサイエンスの可能性を示した。その上で、「バイオサイエンスの未来を担う人材として成長し、期待に応えられるよう志高く学びの道を着実に歩む」と決意を語った。

 大学院入学生を代表して宣誓した大村真弘さん(25)は「これまで培ってきた知識や経験を基盤に、より発展的な研究活動に取り組めることをうれしく思う。院生として常に学び続ける姿勢を持ち、努力を惜しまず研究活動に励みたい」と述べた。

 仁連孝昭理事長は祝辞で「高校までの学びは教えられることが中心だったが、大学では自ら問いを立て、主体的に学ぶことが求められる」と述べ、「学びは正解を見つけることではない。失敗を重ねながら好奇心を持って挑戦し、学問的な知見を身につけてほしい」と呼びかけた。

掲載日: 2026年04月02日