2019年8月31日

長浜の水球小学生チーム、準優勝に

全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会、中学生チームは8位入賞

 全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水球競技大会(8月22日〜26日)で、エル・アテインスイミングスクール長浜(八幡東町)が小学生の部で準優勝、中学生の部で8位入賞を果たした。

 大会には各地のブロック予選を勝ち抜いた各24チームが出場。長浜チームも7月に大阪府茨木市で行われた近畿予選を突破して全国大会へ駒を進めた。

 小学生チームはブロック予選を4勝1敗で勝ち抜き、決勝トーナメントでも長崎、石川の強豪を破って、初めての決勝戦に出場。対戦相手は春夏通算6度優勝している群馬ジュニア水球。第1ピリオドで2点を先取されたものの、最終第4ピリオドで同点に追いつくなど実力伯仲の試合となり、最後はカウンターで失点し、2対3で惜敗した。

 小学生チームの全国準優勝は過去最高の成績。キャプテンの中野友貴君(坂田小6年)は「準優勝は嬉しいけど、最後に負けて悔しかった。決勝の相手チームは体が大きかった。春の大会に向けて、負けないようにしっかりした体をつくりたい」と話していた。

 中学生チームは予選トーナメントを1位通過し、8チームによる決勝トーナメントへ進んだが、初戦で静岡に敗れた。キャプテンの木下丈太郎君(長浜南中3年)は「全国優勝を目指していたが、ベスト8になった。来年3月の春季大会が中学生最後の大会になるので、今度こそ優勝したい」と決意を新たにしていた。出場選手は次の皆さん。

 【小学生】供田晄(高月5)、中野友貴(坂田6)、世一翔大(同)、北川慶大(北郷里5)、三輪桃子(坂田5)、春日翔真(米原4)、五井龍征(高月4)、島田蒼馬(神照3)、中野元稀(坂田3)、前田寛太(神照3)、山本拓馬(速水3)、世一芽生(坂田3)、打木橙羽(長浜北4)、三輪隆太(坂田2)。

 【中学生】春日大樹(米原2)、粕渕幸多(双葉3)、木下丈太郎(長浜南3)、中川青大(長浜西3)、行岡暖陽(湖北3)、打木優安(長浜北2)、清水研佑(長浜西2)、三輪康太(双葉2)、森田隼平(彦根南2)、上坂飛嘉(長浜北1)、桐畑全(高月1)、中村暁人(近江兄弟社1)、山中智敦(長浜北1)、山本悠馬(湖北1)、森川永遠(長浜北1)。

2019年8月30日

長浜フェスティバルオーケストラ、音楽劇「於市」再演

9月16日、浅井文化ホールで

 長浜フェスティバルオーケストラ(平井正公代表)は9月16日、浅井文化ホールで「フレンドシップフェスティバルコンサート」を催す。午前、午後の2部制で、今春に初公演した音楽劇「於市」などを披露する。また、午前の部は国際交流をテーマとして外国人市民を無料で招待する。

 音楽劇「於市」は織田信長の妹で浅井長政に嫁いだ「お市の方」をテーマに、作曲家・黒川拓朗さんと脚本家・necoさんが同オーケストラのために制作した。今春の初披露公演ではプロ15人を含む総勢110人が出演し、オーケストラ、声楽家による独唱、混成合唱、冨田人形浄瑠璃太夫の語りでお市の生涯をたどり、評判を呼んだ。

 来場者や出演者から再演を希望する声が相次いだことから、9月16日の公演が実現することになった。当日の音楽劇ではお市をソプラノ声楽家・横江真央子さん(午前の部)、古川和佳奈さん(午後の部)、長政をバリトン・池田真己さん、信長をバス・原孟大さんがそれぞれ演じ、長浜市少年少女合唱団輝らりキッズのメンバーも参加する。

 このほかのプログラムはNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」のメインテーマ音楽、野々垣惠信さん作曲「弁天様とペガサス」、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲ホ短調作品64。

 午前11時半からの部は、外国人市民を対象とし(付き添いの日本人は可)、入場無料とする。ただし、公演プログラムは一部を省略する。入場整理券が必要。午後3時からの部は開催協賛金としてチケット代2000円。全席自由。入場整理券、チケットは浅井文化ホール、長浜文芸会館で販売・配布中。問い合わせは浅井文化ホール℡(74)4000へ。

2019年8月28日

冨田人形共遊団、サントリー地域文化賞に

国際交流など評価、市長に受賞報告

 長浜市の冨田人形共遊団が、地域文化の向上や活性化に貢献した個人・団体に贈られる「サントリー地域文化賞」に選ばれ、共遊団の阿部秀彦団長(78)らが28日、藤井勇治市長に受賞を報告した。

 同賞は、芸術、文学、伝統の保存・継承、衣食住の文化創出、環境美化、国際交流などの活動を通じて地域文化の向上に寄与している個人・団体を、サントリー文化財団が表彰するもので、今年は全国の5団体が選ばれた。

 冨田人形は江戸時代、巡業に訪れた阿波の人形浄瑠璃の一座が宿代として置いていった人形を使って、村人が人形浄瑠璃を始めたのが起源とされる。1874年に共遊団が発足し、近隣の村でも公演を行った。現在は週1〜2回練習を行い、年2回、地元ホールで定期公演を開催。また、アメリカやニュージーランド、ロシアなどの海外公演や、海外留学生を受け入れるサマープログラムの実施など、伝統文化の海外への発信と国際交流にも取り組んでいる。

 独自の国際交流プログラムを通じて日本文化の理解促進に貢献すると同時に、郷土芸能の継承活動に取り組んでいる点が高く評価された。

 この日の受賞報告では阿部団長ら共遊団のメンバーをはじめ、共遊団の活動をサポートしている冨田人形保存会、長浜観光協会の役員ら計6人が藤井市長を表敬訪問。受賞の経緯や今後の抱負などを語り、藤井市長は「市として大変嬉しい報告。保存と継承に力を入れ、ふるさとの宝として頂きたい」と話しかけていた。

 阿部団長は「平素の活動が認められ嬉しい。留学生の受け入れを頑張って国際交流を続けていきたい」と語り、副賞として贈られる300万円については「留学生の受け入れや海外公演の資金として活用したい」と話していた。

 なお、表彰式は9月27日に東京で行われる。

2019年8月27日

パネルシアター、もっと知って!

女性14人が活動、普及や技術向上目指し

 絵をボードに貼ったり、はがしたりしながら物語を進める「パネルシアター」の普及と技術向上のため、市内の女性が「長浜パネルシアターの会」(井関真弓代表)を結成し、毎月、活動を続けている。9月8日には同会初となるイベントを企画し、親子らに来場を呼びかけている。

 パネルシアターは浄土宗寺院住職の古宇田亮順さんが草案した表現方法で、白や黒のパネルボードに、「Pペーパー」と呼ばれる不織布で作った絵人形を貼ったり、はがしたり、動かしたりしてお話や歌遊び、クイズを進めるもの。

 公演を通して一緒に歌ったり踊ったりすることで豊かな情操を育む効果がある。保育園や幼稚園などの子ども向けだけでなく、福祉施設や敬老会でもお年寄りに好評で、発表の場が広がっている。

 長浜パネルシアターの会は2016年に結成され、現在は30〜60代の女性14人が参加している。主婦のほか、保育士、幼稚園教諭、助産師、音楽講師など職業は様々。毎月第3土曜に六荘まちづくりセンターに集まり、パネルの制作や発表の練習に取り組んでいる。会として年間15〜20回ほど、保育園やデイサービスセンターなどで公演しているほか、メンバーも個別に活動している。

 「パネルシアターって何?と言われることが多い。たくさんの人の知ってもらいたい」「お話をより深く知るきっかけ作りになれば」「子どもが引き込まれるように、技術を磨きたい」とメンバーの思いは様々。井関さんは「パネルシアターを発表すると、初めて見るという人が多い。もっと多くの人に知ってもらい、パネルシアター人口を増やしたい」と話している。

作家招き、公演と指導。9月8日、市民交流センターで

 9月8日には市民交流センターでパネルシアター作家・松家まきこさんを招いて「わくわくパネルシアター」を催す。午前10時から親子向けの公演。定員150人。参加費は高校生以上300円、子ども100円、3歳未満無料。

 午後1時からは松家さんと一緒にパネルシアターを作成し、演技指導を受ける。定員30人(当日先着順)。参加費500円。

 なお、同会では随時、メンバーを募集中。問い合わせは井関さんTEL(65)7104

 

2019年8月26日

連覇に貢献、元浜町の大塚・藤濱選手

多賀少年野球クラブがマクドナルドカップで日本一

 小学生軟式野球クラブチーム「多賀少年野球クラブ」は24日、高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルドカップで優勝。レギュラーで出場した元浜町の大塚開史選手と藤濱優楽選手(ともに小学6年)が連覇達成の立役者となった。

 この日、明治神宮野球場で開かれた決勝戦は茨城県代表の茎崎ファイターズと対戦。チームは1点ビハインドで4回表に逆転し、3対1で勝利。参加1万2000チームの頂点に立った。

 藤濱選手は3回戦、6回から2番手投手として登板し、2イニング無失点。一塁手としても確実なプレーを続け、優勝の原動力となった。「神宮のマウンドに立つことができ、いい経験になった」と語り、父の真人さん(40)も「日に日にプレーが良くなっていった。日本一は素直に嬉しい」と話している。

 5番バッターの大塚選手は3回戦、4打数3安打。準々決勝、準決勝でタイムリーを放ち、守備でも内外野を堅実に守った。「ホームランは打てなかったが、得点に絡むヒットが打ててよかった」と話し、父の英和さん(48)は「自ら進んで練習に参加し、自分たちで考える野球ができた。親身になり、個々の問題点の改善に取り組む指導者のおかげ」と語っている。

2019年8月22日

優勝目指し、侍ジャパンを全力サポート

理学療法士・堀口さん、高校野球世界大会日本代表チームに帯同

 堤整形外科リハビリテーション科の理学療法士・堀口幸二さん(49)は韓国で30日に開幕する高校野球世界大会(U—18ワールドカップ)日本代表チームにトレーナーとして帯同する。前回(2017年)のカナダ大会に続き、2回目。

 堀口さんは虎姫高校時代、野球部で左手を負傷しながら、翌日からの公式戦に強行出場した苦い経験を教訓に「子どもたちがスポーツを長くできる環境を整えたい」と理学療法士になった。

 20年程前、一般財団法人「アスリートケア」(旧スポーツ傷害理学療法研究会)の紹介で、全国大会を見学したのがきっかけで、高校野球のサポートをするようになり、現在は甲子園担当理事を務めている。

 球児の傷害予防に貢献したことが認められ、日米親善大会やアジア大会にも帯同するようになり、これまで大会に参加したダルビッシュ有選手(カブス)や田中将大選手(ヤンキース)らトップアスリートをケアした経験を持つ。

 今年のチームは最速163㌔右腕の佐々木朗希選手(大船渡)、プロ注目の奥川恭伸選手(星陵)、西純矢選手(創志学園)や林優樹選手(近江)ら20人で編成。日本代表は世界大会で優勝経験がなく、韓国での「世界一」を目標に掲げている。

 一行は22日から国内合宿をスタートし、大学日本代表と壮行試合を経て、1次ラウンド・スペイン戦に臨む。堀口さんは決勝戦が行われる9月3日までの約3週間、帯同。選手たちの体調を管理するほか、プレー中の応急処置やアイシングをし、手技や最新機器を使って、試合でのベストパフォーマンスを引き出す。

 堀口さんは「プロで構成するトップチームの関係者も注目している大会。優勝のために全力でサポートし、大会の経験を地域に還元したい」と話している。

2019年8月20日

男子は日本一、女子は準優勝に

全中ホッケー、伊吹山が圧巻

 第49回全日本中学生ホッケー選手権大会、決勝戦が19日、米原市春照の県立伊吹運動場で開かれ、男子の部で伊吹山が優勝。女子の部では伊吹山・虎姫連合チームが準優勝した。

 男女とも17日の予選リーグを突破し、18日の決勝トーナメントに進出。この日、準決勝と決勝が行われ、男子は準決勝で朝日(福井)を2対2で分け、SO(シュートアウト)戦の末、勝利(2—0)。決勝では多くの声援に後押しされ、今市(栃木)を6対3で圧勝した。15年ぶり、8回目の優勝。

 女子は準決勝で石動(富山)を1対0の僅差で破り、決勝では大谷(富山)に前半、後半ともに1点ずつ入れられ、0対2で惜敗した。

 

虎姫中の國友さん活躍、負傷押し、チーム躍進の原動力

 ホッケー競技、女子の部で虎姫中から唯一、全国大会に出場した國友さん(3年)が活躍。チームの準優勝に貢献した。

 國友さんは小学5年の時、県の次世代アスリート発掘育成プロジェクト「滋賀レイキッズ」に入り、アイスホッケーやフェンシング、射的やウェイトリフティングなどを体験。その中から興味を持ったフィールドホッケーに専念するように。

 市内に練習の場がないため、中学では週2回、伊吹高で夜8時まで技術を磨いたり、ジュニアクラブチームに混ざり実践を重ねた。

 運動能力が高く、プレーヤーとしても長けているため、米原市のホッケー関係者から伊吹山中の選手たちと一緒にプレーするよう勧められ、3年生から虎姫中唯一のホッケー部員となり、合同チームを組んで今大会に臨んだ。

 しかし、常に動き回り、最前線で攻撃するフォワードのポジションは負傷が多く、両足首をねんざしてしまい、今大会もけがを押しての出場となった。

 試合中、時折、苦しい表情を見せるものの、先取点や決勝点を決め、チーム躍進の原動力となった國友さん。「自分の決めた得点で決勝へ進めたことは貴重な体験となった。この経験を次へとしっかり生かしてゆきたい」と述べ、母・香理さんは「アシスト、フォローしてくれたチームメイトや支えていただいた周りの方々のおかげ」と語っていた。

2019年8月17日

長浜城、秀吉が築城した証

豊公園の石垣遺構で現地説明会、300人集まる

 長浜市の発掘調査により、秀吉築城期の石垣の遺構が初めて豊公園で見つかったことを受け、17日、現地説明会が開かれ、約300人の歴史ファンが集まった。

 長浜城は天正2年(1574)、羽柴秀吉が築城したとされ、大坂の陣に勝った徳川家によって廃城されるまでの40年間に山内一豊ら5人が城主となっている。

 廃城後、資材の大半が彦根城の築城に流用されたため、遺構はほとんど残っておらず、明確な絵図面なども見つかっていないため、城の全容は明らかにされていなかった。

 市は豊公園の再整備に伴い、今年3月から7月まで行った発掘調査で城跡の一部から長さ4・5㍍にわたる石垣の遺構を発見。

 石が小さく、大きさ、材質とも不揃いで、くさびで石材を割る技法が使われていないことから、城郭研究の第一人者、中井均さん(県立大教授)は天正時代初期のものと推定。「当時の城主だった秀吉や一豊の頃に築かれた石垣の可能性が高い」とし、さらに長浜市市民協働部の太田浩司学芸専門監は「一豊は財力が乏しく、秀吉が築城したと考えられる。確たる証拠が出土した」と分析している。

 現地説明会では発掘をした市歴史遺産課の池嵜陽一主幹が石垣の構造や材質などを解説。「石垣の形や大きさがわかった貴重な資料。優れた調査結果といえる」と語り、参加者も熱心にメモを取るなどしていた。

 東上坂町の杉山佳奈さん(25)は「秀吉期の石垣が見つかったのはすごい。秀吉の業績や長浜城の全容解明につながるのでは。今後の調査に期待したい」と話していた。

2019年8月7日

東中らしいサウンドで感動を!

県吹奏楽コンクールで金賞、15年ぶり関西大会へ

 長浜東中学校吹奏学部が4日、守山市民ホールで開かれた第55回県吹奏楽コンクールの中学校小編成の部で金賞に輝き、関西大会に出場する県代表に選ばれた。長浜東中の関西大会出場は15年ぶり。

 中学校小編成の部には19校が出場し、それぞれ自由曲を演奏。長浜東中は「エンジェル・イン・ザ・ダーク」を演奏し、金賞(7校)に輝いた。さらに、17日に守山市内で開かれる関西大会に出場する県代表(2校)にも選ばれた。

 同校吹奏楽部は部員30人のうち14人を3年生が占め、2年前に同校に赴任した木谷良平教諭(40)の指導のもと、練習に励んできた。基礎を大事にした練習に取り組み、県大会では安定したハーモニー、音程が評価された。木谷教諭は「3年生は、私が東中に赴任してから3年間を一緒に歩んできた同期。素晴らしいチームに育ってくれた。関西大会では東中らしいサウンドで会場を感動させてほしい」と期待を込める。

 学校での練習だけでなく、自治会や地域イベントへの出張演奏などで活動の場を広げ、部員のモチベーション向上に繋がっている。また、外部講師による指導、高校での練習、楽器の無償貸与など、学校や地域の枠を超えた支援の広がりも、部員の活動を支えてきた。

 関西大会を10日後に控え、連日、練習に励む部員たち。部長の杉山雪乃さん(3年)は「1人1人がさらに表現力を磨き、関西大会では県大会を超える演奏で来てくださる方々を感動させたい」と話している。

2019年8月6日

虎姫高校新聞部 全国総文祭で最優秀賞

初の快挙、デザインなど評価され

 虎姫高校新聞部(滝本結衣部長、27人)は第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文、7月21日〜8月1日)で初の最優秀賞を受賞した。

 総文祭、新聞部門には全国157校から応募があり、うち入賞した46校の中から、最優秀賞5校、優秀賞7校が選ばれた。

 コンテストは一昨年の11月1日から昨年10月末までに発刊された新聞が対象。記事の内容やレイアウトなどが審査され、同校新聞部は運動会などの学校行事や部活動の様子、校長へのインタビューや新たに導入された制服などテーマに8回発刊。紙面からくみ取れる活動量の多さや、わかりやすいデザインなどが評価された。前部長の中尾真菜さん(3年)は「まさか最優秀賞をとれるとは、びっくりした。1年間、頑張ってきたことが報われて良かった」と喜びを語っている。

24年ぶりに復刊、昨年は優秀賞

 虎姫高校では1992年3月の145号を最後に発刊が途絶えていたが、2016年春に彦根東高で新聞部を長年、指導していた鈴木真由美教諭が赴任。声かけしたことで生徒たちが集まり、同好会が発足。17年、新聞部となった。

 部員たちは月1回の発刊を目指し、校内外で取材活動を続け、A4判、4〜8ページの定期新聞1000部のほか、32ページの特集号、校内に掲示する速報版などを作成している。

 記事にはできるだけ、生徒の名前や顔写真にクラス名を入れるようにし、インタビューを多く取り入れ、写真を多用し、読みやすいレイアウトを心がけている。また「働き方改革」「高齢化が進む湖北の農業」など社会ネタを特集。昨年度はその努力が実り、「しなの総文祭」で優秀賞を受賞した。

 復活後3年間で優秀賞、最優秀賞を受賞する快挙。部長の滝本さんは「素直に嬉しい。先輩方の努力の賜物。感謝し、これを超えられるような新聞を作りたい」と意気込んでいた。