虎御前山「SL北びわこ号」、米原市高番「ホッケー」
湖北地域2カ所の「田んぼアート」が見ごろを迎えている。
虎御前山近くの水田では巨大な「田んぼアート」がくっきり浮かび上がってきた。
虎姫地域づくり協議会は、約6800平方㍍の水田を巨大キャンバスに見立て、虎姫中学校の生徒や長浜バイオ大学の学生、一般ボランティアの協力で、5種の稲を使い分け、観光列車「SL北びわこ号」(約3800平方㍍)と厄よけのお札に登場する平安時代の僧「角大師」(約3000平方㍍)を描き、「SL北びわこ号」「角大師の里」「令和元年」の文字を入れた。
アート作りは今年で7年目。同協議会は「今が一番、鮮やか。見ごろは7月下旬ごろまで続く」と話している。なお、田んぼアートは虎御前山、中腹の展望台から一望できる。
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米原市高番の田んぼではホッケーを描いた「田宴アート」が見ごろとなっている。
農事組合法人「エコファーム高番」(北川恵三組合長)は11年前から地域活性化の一環として、稲で巨大絵画を描く「田宴アート」を行っている。
今年は2020年、東京オリンピック、パラリンピックに向け、米原市がホストタウン事業に取り組んでいることから、市ホッケースポーツ少年団、伊吹山中、伊吹高校ホッケー部の部員が田植えに協力。
5種類の苗を使い分け、水田約30㌃に日本チームとニュージーランドのホッケー選手がプレーしている様子を表現。両国の国旗と「WELCOME」の文字を記した。
北川組合長は「これからが見ごろ。まちおこしに繋がれば」と話している。