長浜フェスティバルオーケストラ、音楽劇「於市」再演

9月16日、浅井文化ホールで

 長浜フェスティバルオーケストラ(平井正公代表)は9月16日、浅井文化ホールで「フレンドシップフェスティバルコンサート」を催す。午前、午後の2部制で、今春に初公演した音楽劇「於市」などを披露する。また、午前の部は国際交流をテーマとして外国人市民を無料で招待する。

 音楽劇「於市」は織田信長の妹で浅井長政に嫁いだ「お市の方」をテーマに、作曲家・黒川拓朗さんと脚本家・necoさんが同オーケストラのために制作した。今春の初披露公演ではプロ15人を含む総勢110人が出演し、オーケストラ、声楽家による独唱、混成合唱、冨田人形浄瑠璃太夫の語りでお市の生涯をたどり、評判を呼んだ。

 来場者や出演者から再演を希望する声が相次いだことから、9月16日の公演が実現することになった。当日の音楽劇ではお市をソプラノ声楽家・横江真央子さん(午前の部)、古川和佳奈さん(午後の部)、長政をバリトン・池田真己さん、信長をバス・原孟大さんがそれぞれ演じ、長浜市少年少女合唱団輝らりキッズのメンバーも参加する。

 このほかのプログラムはNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」のメインテーマ音楽、野々垣惠信さん作曲「弁天様とペガサス」、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲ホ短調作品64。

 午前11時半からの部は、外国人市民を対象とし(付き添いの日本人は可)、入場無料とする。ただし、公演プログラムは一部を省略する。入場整理券が必要。午後3時からの部は開催協賛金としてチケット代2000円。全席自由。入場整理券、チケットは浅井文化ホール、長浜文芸会館で販売・配布中。問い合わせは浅井文化ホール℡(74)4000へ。

掲載日: 2019年08月30日