プロと奏でた大合唱「歓喜の歌」
公募で集まった市民合唱団とプロのオーケストラがベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」で共演する「ながはま第九コンサート」が1日、浅井文化ホールで開かれ、息の合ったハーモニーが会場を包み込んだ。
「歓喜の歌」はコンサートの第2部で披露され、市民でつくる「ながはま第九合唱団」69人が大阪交響楽団の重厚な演奏に合わせ、ドイツ語で高らかに歌い上げた。合唱団は高校生から80代までの幅広い世代で、昨年9月から週1回の練習を重ねてきた。本番ではプロ楽団と息の合ったハーモニーを響かせ、フィナーレでは客席から大きな拍手が湧き起こった。終演後、団員たちは達成感に満ちた誇らしげな表情を見せていた。
ソリスト4人も圧倒的な声量と表現力で楽団と合唱団の共演を支えた。長浜市出身の脇阪法子さん、米原市出身の岡田通利さんの2人は存在感ある歌唱を聴かせ、郷里でプロ楽団と共演を果たした姿に客席からひときわ大きな拍手が送られた。
2018年大みそか、JR長浜駅とえきまちテラス長浜を結ぶデッキでの合唱をきっかけに動き出した「ながはま第九プロジェクト」。小さな思いつきから始まった取り組みは年々広がりを見せ、今回、本格的なオーケストラとの共演という形で一つの節目を迎えた。






