曳山博物館広場で週末披露
講談師の旭堂南風さんによる「長浜ストリート講談」が28日、曳山博物館広場で始まった。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送と北近江豊臣博覧会の開催に合わせ、南風さんが独自に取り組む企画。観光客らに地域の歴史文化の魅力を伝えようと、週末を中心に月4回程度開催する。観覧は無料の投げ銭制。
初日は、羽柴秀吉と秀長による長浜城築城や城下町整備の過程を題材に、張りのある語りで物語を紡いだ。今浜から長浜への改称の経緯や曳山まつりの起源に加え、浅井家滅亡後に秀長の計らいで旧家臣らを取り込み、まちづくりに生かした経緯にも触れ、地域の歴史的背景を立体的に描き出した。語りの合間には来場者に語りかける場面や、人物の心情を言い換えて示す場面もあり、物語への理解を促した。
南風さんは大津市在住。「県内在住唯一の講談師」として売り出し、滋賀の歴史を分かりやすく伝える活動に尽力。2024年には大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、石山寺門前で640回の講談を重ね、大津市から文化奨励賞を受賞している。
南風さんは「いよいよストリート講談が始まった。地元の方はもとより、観光で訪れた皆さんの楽しい思い出となるよう、おもてなしの心と気合を入れて頑張りたい」と話している。





