市民が先生、多彩に47講座

「コミュカレ」700人が受講

 市民が「先生」となり、趣味や特技、知識を生かした授業を行う「ながはまコミュニティカレッジ学園祭」(通称・コミュカレ)が11月29日、さざなみタウンで開かれた。

 コミュカレは、学びを通して市民が社会や地域に関心を持ち、つながりを広げることで新たな活動や場づくりにつなげる取り組み。2019年のさざなみタウン開館に合わせて始まり、今回で7回目となる。

 この日は1時間目から6時間目まで47の授業が会議室や和室、工作室、音楽演劇活動室などで開講し、約700人が受講。このほか10種類のワークショップがあった。

 「猫でもわかる!ヘヴィメタの世界」では、長浜ヘヴィメタル芸術研究会の上野賢治さんがヘヴィメタルの歴史や特徴を解説。80年代の最盛期から90年代の低迷期を振り返りつつ、現在は多ジャンルと融合し進化していると紹介した。音楽に合わせて叫ぶことが認知症予防につながるとする研究にも触れ、「そのうちがんに効くかも」と述べて会場を和ませた。

 「カラフルペーパーファンを作ろう」では、紙を折って切り込みを入れ、親子連れがカラフルな飾り作りに挑戦。高校生も「先生」として参加し、虎姫高校の生徒は「歌と漫画で学ぶ英文法」で漫画の登場人物を使った例題を示したほか、「巧妙化する特殊詐欺の万全対策」ではAIの進化で手口が高度化している現状を説明し、被害を防ぐポイントを伝えていた。

掲載日: 2025年12月05日