国スポ開幕 両陛下もご臨席

滋賀の文化と伝統で全国の選手を歓迎

 第79回国民スポーツ大会(国スポ)が9月28日に開幕し、11日間の熱戦に幕が上がった。彦根市の平和堂HATOスタジアムで行われた総合開会式には天皇皇后両陛下がご臨席。甲賀忍者ショーや江州音頭など滋賀らしい演出が披露され、全国から集まった選手や観客を魅了した。大会は10月8日まで県内各地(一部県外)で37競技が行われる。

 開会式には選手・監督2601人、観覧者6007人を含む計1万7750人が来場。タレント宮川大輔さんらが司会を務めた。式典前のウェルカムフェスタでは、よさこい演舞や「うみのこリレー」、大会イメージソング「シャイン!!」の手話歌唱など多彩な催しで会場を盛り上げた。

 オープニングでは伊吹高書道部が巨大紙に「わたSHIGA」などを書き上げ、東近江大凧保存会の大凧とコラボ。江州音頭や忍者演舞とともに滋賀の文化をアピールした。選手入場の最後に地元滋賀の選手団720人が登場すると、観客席から大きな歓声が起こった。

 三日月大造知事が開会を宣言し、滋賀出身歌手・西川貴教さんが国歌を独唱。天皇陛下は「日本一の琵琶湖が交通の要所として、人と人とが結びつき、歴史と文化が根付いたこの滋賀の地で、選手の皆さんが練習や努力の成果を発揮されることや、互いの友情を育み、滋賀の皆さまとの交流を深められることを願っています」とお言葉を述べられた。炬火は桐生祥秀選手や大橋悠依選手らが点火し、滋賀代表の藤井達哉選手(レスリング)、山田聡子選手(ライフル射撃)が選手宣誓を行った。

 両陛下ご退席後には西川さんのミニコンサートが行われ、来場者をさらに沸かせた。西川さんは「世界レベルの選手たちの競技が県内各所で観覧できる機会にもなる」と県内各会場への来場を呼びかけた。

 

 

 

掲載日: 2025年10月01日