2025年11月28日

長浜勢38人が健闘たたえ合う

市役所で国スポ・障スポの入賞報告会

 わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025(9月28日〜10月27日)で入賞した長浜市出身選手の報告会が25日、市役所で開かれた。

 長浜勢は国スポの銃剣道、剣道、ホッケー、水球などで30人が入賞。障スポでも陸上やフライングディスクなどで8人が入賞し、計38人が活躍した。

 報告会で浅見宣義市長は「天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)は開催地として本当にうれしい成果。皆さんの活躍を受け、市としてもスポーツを通じた成長や挑戦の機会を広げ、未来を担う若者をしっかり応援したい」と選手をたたえた。

 選手を代表し、銃剣道少年男子の部で優勝した潮見涼成さん(長浜北星高2年)があいさつ。「初めての出場で初戦から緊張したが、楽しく競技ができた。天皇杯、皇后杯に貢献できて嬉しい。来年に向けても頑張りたいので応援してほしい」と抱負を述べた。

 入賞選手は次のみなさん。

 【国スポ】▽銃剣道・少年男子=①潮見涼成、渡辺一徳、河崎玲陽(長浜北星高)▽剣道・少年女子=②宮部夢来(草津東高)▽ホッケー・成年男子=③山崎晃嗣(SCREENホールディングス)▽ホッケー・少年女子=③北村凜(伊吹高)、宮川真衣(同)▽ソフトボール・少年女子=③瀧上碧唯(比叡山高)▽弓道・成年女子近的=③田邉瑠里子(長浜バイオ大教員)▽同遠的=田邉瑠里子▽水球・女子=④三輪桃子(長浜北高)▽水球・少年男子=⑤供田晄、越後沙貢、小田柿純平、打木橙羽、中野友貴、奥昇大、世一翔大、上田夢翔、五井龍征、鈴木蓮、春日翔真(以上長浜北星高)▽ウエイトリフティング・女子=⑤堤茉央(早稲田大)▽スポーツクライミング・成年女子=⑤村田柚(彦根翔西館高)▽バレーボール・成年男子=⑦中上烈(早稲田大)、藤本希槻(関西学院大)、伊達清穏(岐阜協立大)▽バレーボール・少年男子=⑦西杉昌也、草野烈、押谷陽仁、北川慶大(以上近江高)。

 【障スポ】▽陸上・ジャベリックスロー=①川端透▽同200㍍=①服部周恩▽同100㍍=①服部周恩▽ボウリング=①服部優弥▽バレーボール=③大住周平▽フライングディスク・DMS=①住友滉城、尾岡直城④田中遼⑥松島克広▽フライングディスク・ADF=①住友滉城③尾岡直城④松島克広⑤田中遼。

2025年11月26日

花びら芋チップ&蓮のラスク

農福連携ブランド「ちとてと」の新商品

 遊休農地を活用した農業に取り組む合同会社「TUNAGU」(常喜町)などが展開する農福連携ブランド「CHITOTETO(ちとてと)」から、新商品の「花びら芋チップ」と「朝日にきらめく蓮のラスク」が登場した。

 ちとてとは、TUNAGUと認定NPO法人つどい(常喜町)が連携して生み出したブランド。遊休農地で育てた農産物を活用し、高齢者や障害者、引きこもり経験者ら、働く場を必要とする地域の人たちが加工に携わっている。名称には「農地と人の手から生まれる商品を発信したい」との思いが込められている。

 「花びら芋チップ」は、西黒田地区の遊休農地で栽培したサツマイモ(べにはるか、ハロウィンなど)を使用。老朽化した農機具や技術不足から折れやすく、腐敗しやすい規格外品が多く発生しており、廃棄を減らすために芋チップを開発した。薄くスライスした花びら形の軽い食感が特徴で、油を使わずヘルシーに仕上げた。素材の甘みがそのまま味わえる。

 「朝日にきらめく蓮のラスク」はリニューアル発売。長浜の人気店「西川食品」が名物のフルーツサンドに使用する食パンの耳を提供。「あいのたに冥土カフェ」の蓮の生ジャムをまとわせ焼き上げた。製法を見直し、焼き色が明るくなったほか、パッケージも透明感のある食べ歩きサイズに一新した。

 価格はいずれも約25㌘300円。浅井三姉妹の郷、湖北みずどりステーション、塩津海道あぢかまの里、産直びわ、えきまちテラス長浜などで発売中。

2025年11月20日

金属加工会社が挑むメロン栽培

高月の山岡精機、プロテイン商品も

 金属加工を手がける山岡精機(高月町東阿閉)が、水耕栽培による高品質メロン生産に乗り出した。製造業で培った精密な管理技術と、伊吹山系のミネラル豊富な地下水を生かした新たな農業事業で、現在クラウドファンディング(CF)で支援を呼びかけている。

 同社は長年、産業用機械部品などの製造を行っているが、メロン栽培に挑戦するきっかけとなったのは、山岡広典社長(47)が約10年前から続けてきた家庭菜園だ。趣味として始めたメロンづくりが、試行錯誤を重ねるうちに奥深さを感じるようになり、「自分の手で本当においしいメロンを育てたい」との思いが強まったという。その情熱が、会社としての事業化につながった。

 水耕栽培は、農薬の使用を最小限に抑えられるほか、清潔な環境で育てられるため病気に強く、甘さや食感も安定しやすいという。さらに天候に左右されにくく、年間を通じて計画的に収穫できる点が大きな特徴で、同社では「製造業の生産ラインの発想と共通する」としている。

 今春からハウスで試験栽培を始めており、年3回の収穫を目標にデータ収集を進める。来年以降はハウス規模を拡大して本格的な栽培体制を整える計画。CFで集まった資金は、ハウス設備の拡張、管理・物流体制強化、地域人材の雇用に充てる。

 返礼品には、表皮に文字や模様を浮かび上がらせられる「デザインメロン」のほか、同社産メロンを使用したプロテインを用意。プロテインにはスーパーフード「モリンガ」やコラーゲンを配合しており、美容と健康に特化した商品として製造・販売する計画。

 同社は「製造業で培ったノウハウと、長年の経験を農業に応用することで、安定した品質のメロンを、年間を通してお届けできる。精密機械を扱うように愛情を込めて育てたメロンを味わってほしい」と話す。CFの詳細は同社のインスタグラム(https://www.instagram.com/yamaokaseiki/)で確認できる。

2025年11月18日

神照野球スポ少 初の全国へ

12月のお伊勢さん杯、県代表で出場

 神照野球スポーツ少年団が、12月25日から27日まで三重県で開催される「第6回お伊勢さん杯・PRIDE JAPAN全国選抜学童軟式野球大会」に県代表として出場する。チームにとって初の全国大会出場となる。

 大会は、大会本部から選抜・推薦された全国の強豪32チームが参加し、トーナメント方式で頂点を争う。

 神照野球スポーツ少年団は、神照小学校を拠点に活動する学童野球チーム。現在、1〜6年生の約50人が所属し、「継続は力なり」をモットーに、野球技術の向上はもちろん、野球を通じた人間形成にも力を入れている。

 2024年11月から25年3月にかけて行われた「奥田工務店杯争奪学童野球滋賀大会」で準優勝。これが評価され、今回の全国大会出場が決まった。

 主将の鈴木大河さん(神照小6年)は「全国大会では今までお世話になったすべての方々への感謝の気持ちを忘れず、最後まで全員野球で戦う」と力強く語る。副主将の日比野泰志さん(同)は「このメンバーで臨む最後の大会になると思います。とにかく楽しく思い出に残る試合をしてきます」と話す。

 山内信人監督(45)は「いつもあとひとつが勝てなかったチームが大きな結果を残してくれた。全国の舞台では、神照らしい野球を思いきり発揮してほしい。6年生にとって集大成の大会。しっかりバックアップし、私個人も楽しみたい」と話している。

 出場選手は次の皆さん(いずれも6年生、学校名の記載がない選手は神照小)。

 鈴木大河、古山凜恩、中村亮牙、道智大羅、武野一途、日比野泰志、中井葵翔、堀碧斗、藤木諒(びわ北小)。

◇   ◇

 神照野球スポーツ少年団は随時、団員を募集している。詳細はhttps://www.instagram.com/kamiteru_baseball/から。

2025年11月17日

個性派授業ずらり51講座

29日 ながはまコミュニティカレッジ

 市民が「先生」となり、自らの趣味や特技、知識を楽しく伝える「ながはまコミュニティカレッジ学園祭」(通称・コミュカレ)が、29日、さざなみタウンで開かれる。

 コミュカレは、「学び」を通じて市民が社会や地域に関心を持ち、互いにつながり合うことで新たな活動や出会いを生み出すことを目的に、さざなみタウンのオープンに合わせて2019年に始まった。

 今年は個性豊かな全51講座(1コマ45分)と、体験型ワークショップ10企画を実施する。「漢詩や和歌をカラオケで詠おう」「巧妙化する特殊詐欺の万全対策講座」「猫でもわかる!ヘヴィメタの世界」「歌と漫画で学ぶ英文法」「ポケモンカードで遊んでみよう!」「ほとけさまのファッション」「初めての、またはほぼ初めてのウクレレ」など、ユニークなテーマが並ぶ。高校生が講師を務める講座もあり、世代を超えて楽しめる内容となっている。

 自由に立ち寄れるワークショップ会場では、「バルーンアートを作ろう」「くずし字しおりづくり」など、子どもから大人まで気軽に体験できるコーナーがそろう。

 授業は基本的に事前申込不要で、誰でも自由に受講可能(一部講座のみ要予約)。当日はタイムテーブルに沿って好きな授業を選び、気軽に「はしご受講」を楽しむことができる。

 問い合わせは、ながはまコミュニティカレッジ実行委員会事務局の長浜市市民活躍課℡(65)8711へ。

2025年11月14日

長浜市美術展、入賞者決まる

14日から長浜文芸会館で展示

 第77回長浜市美術展覧会(長浜市、長浜文化スポーツ振興事業団主催)の入賞者が決まった。滋賀夕刊新聞社賞には神前町の辻正明さん(77)の写真「Oh  my  god」が選ばれた。展示は14日から長浜文芸会館で始まる。

 日本画、写真、工芸、洋画、書、彫刻の6部門に計244点の応募があり、市展賞6点、県芸術文化祭奨励賞1点、特選28点、佳作31点が選ばれた。

 展覧会では入選以上の作品221点を展示。第1期は14日から22日までで、彫刻、工芸、書、写真を展示。第2期は28日から12月6日までで、日本画、洋画を展示する。会期中は休館なし。

 特選以上に輝いたのは次の皆さん

 【日本画】▽市展賞=髙山由美子(南呉服)▽県芸術文化祭奨励賞=藤居喜美子(八木浜)▽特選=出雲滋子(鍛冶屋)、川嵜健次(元浜)、藤陽子(勝)。

 【写真】▽市展賞=櫻井廣治(大戌亥)▽特選=中嶋ひろ子(公園)、古川夏子(南高田)、西條和吉(大浜)、久保隆信(相撲)、辻正明(神前)、川﨑四朗(細江)、草野秀憲(寺師)、佃道昭(三ツ矢元)、杉田峰子(湖北町速水)。

 【工芸】▽市展賞=森穏久(平方)▽特選=藤浜ゆき子(公園)。

 【洋画】▽市展賞=小野淳(米原市柏原)▽特選=大澤浩子(余呉町中之郷)、笠原一郎(同町東野)、中山徳雄(南高田)、小森愛子(高月町柏原)、野村厚子(同町落川)、日比野千惠子(宮前)、小林希代子(野瀬)。

 【書】▽市展賞=音居玲子(米原市寺倉)▽特選=中川あかり(平方)、吉井久代(南高田)、前川利江子(下坂中)、中川峰子(曽根)、廣部志緒子(口分田)、北川依子(宮部)、谷口佐代子(高田)。

 【彫刻】▽市展賞=吉田佐代子(米原市柏原)▽特選=日比野千惠子(宮前)。

 

滋賀夕刊新聞社賞 辻正明さんの写真

 

市展賞 髙山由美子さんの日本画

 

市展賞 櫻井廣治さんの写真

 

市展賞 森穏久さんの工芸

 

市展賞 小野淳さんの洋画

 

市展賞 吉田佐代子さんの彫刻

 

市展賞 音居玲子さんの書

2025年11月13日

長浜ヒーローズ 関西大会決勝Tへ

16日大阪、「楽しみながら勝ち進む」

 長浜市を拠点に活動するフラッグフットボールチーム「長浜ヒーローズ」が、16日に大阪・鶴見緑地公園第二球技場で開かれる関西大会の決勝トーナメントに進出する。キッズ(小学生高学年)とプライマリ(低学年)の2部門での出場を決めた。

 フラッグフットボールは、アメリカンフットボールを安全に楽しめるよう考案されたスポーツで、全国的にも小学生を中心に人気が広がっている。ヒーローズは2022年3月に誕生した新しいチームで、「楽しい!を最優先に」をモットーに、毎週土曜午前に長浜市内で練習を続けている。彦根、米原、長浜の3市から子どもたちが集まり、男女ほぼ半々。保護者や地域を巻き込んだ温かいコミュニティとして活動の輪を広げている。

 関西大会には、滋賀・京都・大阪・兵庫の4府県から16クラブが参加。キッズ部門に19チーム、プライマリ部門に14チームが出場した。ヒーローズは10月と11月の予選リーグで健闘し、プライマリ部門では2勝を挙げて決勝トーナメント進出。キッズ部門も敗者復活を経て2勝し、決勝トーナメント出場を決めた。

 決勝トーナメントでは、キッズ部門12チーム、プライマリ部門8チームが頂点を争う。上位2チームが関東で開催される全国大会への出場権を得る。

 キャプテンのオリヴェイラ陽音(ひなり)さんは「みんなでしっかりコミュニケーションを取って、楽しみながら勝ち進んでいきたい」と意気込みを語っている。

 長浜ヒーローズの選手は次のみなさん。

 【キッズ】オリヴェイラ陽音、辻森圓、倉谷千陽、北村実久、平山勇心、小川緋々斗、奥山奈々、中川芽依、井尻宗寿、下山楓。

 【プライマリ】中居葵羽、山岸岳陽、日野菫、野々村仁、土田隼大、茂森清悠、奥山真治、清水凰誠、鹿取歩真、小川桃斗。

2025年11月12日

坂口さん、故郷・長浜に凱旋

ノーベル賞を市民らが祝福

 ノーベル生理学・医学賞に選ばれた曽根町出身で大阪大特任教授の坂口志文さん(74)が7日、市役所東側広場で開かれた「お祝いの会」に出席した。10月6日の受賞発表から約1カ月。初めての凱旋帰郷となり、「たくさんの方に祝っていただきありがたい。故郷はいいところだ」と笑顔で語った。

 会は市が主催し、市民や市職員、同級生ら約400人が集まった。坂口さんは赤じゅうたんの上を拍手で迎えられながら入場。浅見宣義市長は「多くの市民とともにお祝いできることをうれしく思う。受賞は市民に大きな感動と希望を与えてくれた」と祝辞を述べた。

 坂口さんはびわ南小、びわ中、長浜北高と、高校生まで地元で過ごした。「学校が終わったら遊びまわっていただけで、特別なことをしていたわけではない」と振り返り、自転車で琵琶湖や伊吹山、姉川などを巡った少年時代を懐かしそうに語った。「帰ってくると、いつも懐かしい気持ちになる」と故郷への思いもにじませた。

 若者へのメッセージとして「興味のあることを続けることが大切。続けるうちに思いもかけない発見や気づきがあり、ますます面白くなる」と語り、探究心と継続の大切さを伝えた。

 会場では母校の長浜北高校吹奏楽部の演奏や記念撮影も行われ、和やかな雰囲気に包まれた。坂口さんからサインをもらった長浜北小5年の田中惺太さん(11)は「世界の賞をとったすごい人に会いたかった。一生大切にする」と笑顔を見せていた。

2025年11月10日

ながはま歌舞伎、親子共演も

稽古を公開、30日文芸会館

 長浜曳山まつりの子ども歌舞伎を支える三役(振付・太夫・三味線)らが舞台に立つ「ながはま歌舞伎」が30日、長浜文芸会館で開かれる。

 主催は長浜曳山まつり推進会議(針﨑守通会長)。子ども歌舞伎の普及と三役の後継者育成を目的に開催する。

 公演は、昨年と今年の曳山まつりで三番叟役者を務めた小学生2人による「寿二人三番叟」と、「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」、「釣女」の三本立て。午前の部は10時半開演、午後の部は2時開演。同会議では曳山まつりの保存・伝承活動を支援する協賛金(1口2000円)を受け付けており、協賛者には「ながはま歌舞伎」の招待券1枚が贈られる。

 3日には曳山博物館伝承スタジオで公開稽古が行われた。「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場」では、母子の運命的な出会いと別れを描く場面が披露された。母親「お弓」役は岩井紫をりさん(35)=本名・山本桂緒莉さん=、巡礼娘「お鶴」役は長女の楓さん(長浜小1年)が務め、親子での共演となる。

 楓さんは「お客さんが楽しめるような演技をしたい」と笑顔。紫をりさんは「親としてはハラハラしているが、稽古を一生懸命頑張ってくれている。親子なので気持ちが入りやすい」と話し、「ながはま歌舞伎は三部構成で、涙あり笑いありの舞台。どんどろの子別れで涙を流し、次の『釣女』で笑ってもらいたい。心を込めて演じたい」と意気込みを語った。

 公演に関する問い合わせは曳山博物館℡(65)3300へ。

2025年11月7日

びわ北小が創立150周年

冨田人形や風船飛ばしで節目祝う

 びわ北小学校で1日、創立150周年記念式典が開かれ、在校生や卒業生、地域住民らが節目を祝った。

 同校は1875年(明治8)から翌76年にかけて開校した「廣知学校」(富田)、「文教学校」(益田)、「普達学校」(早崎)、「暁雲学校」(弓削)、「八木学校」(下八木)の5校を前身とする。その後「富田小学校」「竹生小学校」などと校名を変え、1956年(昭和31)に竹生村と大郷村が合併してびわ村が誕生した際、現在の「びわ北小学校」となった。

 体育館で行われた式典で、佐々木智隆校長は「150周年の記念の年を心に刻み、校訓の『大志希望』に込められた地域の願いに応えてほしい。大きな志を持ち、社会で活躍し、びわ北小で学んだことを誇れる立派な大人に成長してほしい」と児童に語りかけた。

 児童代表の三原諒香さん(6年)は、四季の移ろいを感じられる豊かな自然環境のもとでの学びに触れ、「この良き伝統を受け継ぎ、つないでいくためにも、仲間とともに充実した学校生活を送りたい」とあいさつした。

 式典後は、びわ中学校吹奏楽部による演奏や、6年生による冨田人形浄瑠璃「龍神山の白龍」の上演が行われた。体育館には100周年以降の卒業時の集合写真が掲示され、来場者が懐かしそうに見入っていた。

 旧びわ町の木・キンモクセイの記念植樹の後、児童や地域住民がグラウンドに集まり、児童が手書きのメッセージを添えた風船を一斉に空へ放ち、150年の歴史を祝った。

 

2025年11月4日

松本さん、三成の魅力語る

大河俳優、法要に参列、トークイベントも

 来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で石田三成を演じる俳優・松本怜生さんが2日、三成の出生地の石田町で開かれた「三成祭」に特別ゲストとして登場した。

 浜縮緬の着物に身を包んだ松本さんは、426回忌法要に参列して三成の遺徳を偲んだ後、ステージでのトークイベントに出演。三成を演じる意気込みや、ゆかりの地を訪れた感想などを語った。

 松本さんは前日1日に湖北地域を訪れ、三成の居城・佐和山城跡(彦根市古沢町)や、秀吉が三成の才覚を見出した「三献の茶」の逸話が残る法華寺跡(木之本町古橋)などを巡った。

 三成は関ケ原の戦いに敗れた後、法華寺の住職を頼って古橋へ逃れたが、徳川方の追及で村人に迷惑が及ぶのを避け、自ら捕縛されたという伝承も残る。

 松本さんは三成像について「死の直前まで領民に優しかった。不器用ながらも正直すぎて仲間を信じた、そういう人間らしいところが三成公の一番の魅力」と語った。

 また「本や映像で知るよりも、実際にゆかりの地に来て三成が見た景色や感じたものに触れることが、役を演じる上で一番ためになる。そうした場所を守り続けてくださっている皆さんに感謝し、その思いを撮影を通して全国に広めたい」と述べた。

 上野賢一郎厚生労働大臣も駆け付け「三成祭は年々規模が大きくなり、多くの皆さんで盛り上がっている。来年は『豊臣兄弟!』があるが、是非、三成公を主役にした大河ドラマを力を合わせて実現しよう」と呼びかけていた。