2025年7月30日

夢京橋にホテル2棟オープン

一圓興産、イタリアンやベーグル店も

 彦根市本町の夢京橋キャッスルロードに宿泊施設「THE BANK HATAGO HIKОNE」と「HATAGO HIKОNE 別邸」が完成。18日に内覧会とテープカットセレモニーが行われた。

 旧関西みらい銀行彦根本町プラザの2階建て延べ529平方㍍と、旧夢京橋あかり館の2階建て延べ561平方㍍を一圓興産(彦根市佐和町)が改修。THE BANKは1階に滋賀の食材などを使った窯焼きピザやワインに合うイタリアンを提供する「PIZZERIA AZZURRI」、滋賀のクラフトビールなどが飲めるバー「THE BAR H2」、土産物や食べ歩きスイーツを販売する「エン」が完成。イタリアンのランチとエンが24日にオープンし、バーとイタリアンの夜間営業のみ9月5日に開店する。2階は宿泊部屋で、テラスから彦根城の櫓が眺められる41平方㍍と56平方㍍の2室のほか、14平方㍍から25平方㍍までの6室を完備している。

 別邸は市が運営していたあかり館を貸し付ける形で一圓興産が改装。1階が県産小麦を使った12種類のベーグルやベーグルバーガー、自家焙煎コーヒーなどが飲食できるスペース「ICHIMARU BAGEL」。2階がプロジェクターでの映像が見られるシアタールーム1室を含む19・3平方㍍から35・8平方㍍までの8室を用意した。1階が8月1日に、2階が8月初旬にそれぞれオープン予定。

2025年7月25日

特別審査員にYOSHIKIさん

長浜きものアワード、10月13日豊公園

 服飾系学生による着物コンテスト「長浜きものアワード」が10月13日、豊公園で開かれる。2回目となる今年は「X JAPAN」のリーダーで着物ブランドも立ち上げた世界的アーティストYOSHIKIさんを特別審査員に迎える。長浜きものアワード運営委員会(和田洋典会長)が24日発表した。 長浜きものアワードは長浜きもの大園遊会に代わるイベントとして昨年初開催。大通寺門前通りで学生による着物ファッションショーを行い、9校17チームの学生が着物や帯を斬新に加工したモード感あふれる衣装を披露した。 今年はYOSHIKIさんを特別審査員に迎えるため警備上の問題から会場を豊公園雁木広場に移して開催。滋賀、京都、愛知、東京の4府県12校の大学、短大、専門学校から30チームが出場し、昨年に比べ内容もスケールも拡大する。 当日は一般観覧席を雁木広場に設置する。8月1日から20日まで、着物姿の参加者を対象に1次募集を実施。定員は2000人。1次募集で定員に達しなかった場合は、2次募集を行う(募集時期は未定)。2次募集分は洋服での参加も可。申し込みは専用フォーム(https://docs.google.com/forms/d/1nANo7TiJd325pJtmtNm3ItYm9yrfnvqoLaBxLuYWzQA/closedform) から。詳細については今後、長浜きものアワードのホームページで紹介する。

独自の着物ブランド設立和田委員長「学生にとって夢や挑戦の象徴」

 YOSHIKIさんは「X JAPAN」でピアノ、ドラムを担当。また、ハリウッド映画のテーマソングを手掛けるなど国内外で活躍し、今年は米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に日本人ミュージシャンとして初めて選出された。 YOSHIKIさんは呉服屋の長男として育ち家業を継がずに音楽の道に進んだ。呉服屋は父親の代で廃業したという。海外で長く生活する中で着物の良さに気付き、その伝統文化を世界中に発信するため10年前に着物ブランド「YOSHIKIMONO」を立ち上げている。 運営委員会によると、YOSHIKIさんが地域イベントに参加するのは異例で、和田委員長は「伝統に革新を掛け合わせて新たな価値を作り出すというイベントのコンセプトに共感いただき、運営委員会からの依頼に快く応じてくださった」と語り、「YOSHIKIさんの影響力は音楽界やファッション界を超えて世界中に広がっている。若い学生たちにとっても夢や挑戦の象徴として大きな意味を持つ」と説明した。

2025年7月23日

彦根東高生が浴衣の着付け体験

卒業生の清水さん講師に迎え

 彦根東高校の卒業生で、全国各地で着付け教室を開いている会社「きものすなお」(京都市)を経営する清水社長(35)=彦根市平田町出身=を講師に招いた、浴衣の着付け教室が15日に彦根東高で行われ、男女の生徒たちがそれぞれの着付けを体験した。

 清水さんは大学時代に着付けを習い、関西電力の勤務などを経て、2017年に自宅で着付け教室を開き、20年7月に会社を設立。ユーチューブなどで着付けに関するノウハウを発信する中で「成人式で着物を着た時に苦しい経験をした」などのコメントを見て以降、若い年代の時に一人で着付けをする機会を提供しようと、ボランティアでの小中高大生向けの着付け教室を企画。母校の彦根東高に打診したところ快諾を得た。

 彦根東高では1年生320人が40人ずつ、家庭科の授業の一環として体験。この日は清水さんの会社が用意した浴衣や帯、ひもを生徒一人ずつが受け取り、清水さんの説明を聞きながら、男女別に実際に浴衣を着ていた。生徒の上原美沙貴さん(16)=守山市=は「夏祭りなどで着せてもらったことはあったけれど、自分で着たのは初めてだった。友だちの浴衣姿は普段とイメージが変わって、とてもいい」と笑顔を見せていた。

 清水さんは「自分で着られたという最初の経験で気持ちの変化が生まれ、人生が変わるかもしれない」と話していた。

(滋賀彦根新聞)

2025年7月16日

夏の味覚、農福連携でお届け

長浜産メロン「和夏」、20日から販売

 障害のある人たちが農業に取り組む「農福連携」事業を進めている高月町横山の「ゴッパム」は障害者事業所の利用者と一緒に栽培してきたメロンの販売を20日から始める。

 農福連携は障害者が農業分野で活躍することで社会参画を実現する取り組みで、同社では就労継続支援B型事業所「フォーユー」に委託して、2022年から同町唐川のビニールハウスでアールスメロンを栽培している。

 地元特産の「たかつきメロン」を栽培していた農家からノウハウを教わり、ミツバチによる自然交配、1本の木から1個の実しかならせない「一木一果」にこだわっている。出荷の際には1玉ずつ糖度を計測して表示する品質保証も。

 B型事業所の利用者はツルを支柱に這わせる誘引、脇芽取り、受粉後の花取りなどの作業に励んできた。栽培4年目を迎え、ゴッパムの藤本和夏子社長(27)は「その年の経験を次の年に生かすことで、完成度が高まっている。今年は短い梅雨で甘さが凝縮されている。今の糖度は13度あり、販売までにさらに1〜2度は上がりそう」と出来に自信をみせる。

 販売は同社直売所(高月町横山298)で。価格は1個2500円(税別)。「このメロンを食べて暑い夏を和やかに過ごしてもらいたい」との思いを込めて「和夏」の商品名で売り出している。約500個の出荷を見込んでいる。19日まで予約を受け付けている。問い合わせは同社℡(53)3123へ。

2025年7月15日

長浜出身3選手、インターハイ出場

比叡山女子ソフトボール、選抜のリベンジ誓う

 比叡山高校女子ソフトボール部が25日に岡山県津山市で開幕する全国高校総合体育大会(インターハイ)に出場する。県大会では長浜出身の選手がランニングホームランを決めるなどの活躍を見せて2年連続8回目の優勝を果たした。

 13チームで争った県大会で比叡山は決勝までコールドで勝ち上がり、決勝では大津商業を6対0で破った。春の全国選抜大会でベスト8に勝ち上がっており「優勝して当たり前」のプレッシャーの中、立ち上がりに課題のある試合もあったが、おおむね実力を発揮し他を寄せ付けない試合運びだった。

 長浜市からはセンターの瀧上碧唯選手(3年、長浜南中出身)、投手の近藤絆選手(1年、長浜西中出身)、内野手の藤井千杷選手(1年、長浜南中出身)の3人がベンチ入りしている。

 このうち、瀧上選手は岐阜、三重、京都、兵庫の選手と一緒に寮生活を送りながら練習に励み、インターハイが集大成の舞台となる。1年生からレギュラーを務め、リードオフマンとして足を生かした攻撃が持ち味。県大会決勝戦ではランニングホームランでダメ押しの追加点をあげるなどチームの勝利に貢献した。

 1年生ながら近藤選手も1イニングを投げ、藤井選手も代打で出場した。

 過去のインターハイの成績はベスト8が最高で、今度の大会では初の全国優勝を目指す。初戦は26日、開催県代表の倉敷中央と対戦する。

 「選抜大会ではベスト8という悔しい結果で終わり、日々切磋琢磨している」と話す瀧上選手。「6月の県大会では一戦必勝で戦い2連覇を達成することができた。インターハイでは選抜大会のリベンジを果たすため、日本一を目標に頑張りたい」と意気込んでいる。

2025年7月11日

自慢の甘さ 贈答用にいかが?

たかつきメロン 12日からゆめまる館で販売

 高月町の夏の味覚「たかつきメロン」の販売が12日から高月町高月のJA北びわこ農産物販売所「ゆめまる館」で始まる。

 JA北びわこ高月施設園芸部会の横川雄一さん(50)と山口哲生さん(56)がビニールハウス7棟でアールスセイヌとアールスミラノの2種を栽培している。このうち、糖度14度以上でネットの盛り上がりが美しい商品を「たかつきメロン」に選別。主に贈答用として販売している。

 今年は近畿地方が観測史上最も早く梅雨明けし、連日厳しい暑さが続いており、メロン栽培への影響も懸念されるところだが、部会長を務める横川さんは「雨が長い梅雨はハウス内の土に雨が浸み込み、対処が大変だが、雨がない今年はちょうど良い水切れ。昼と夜の寒暖差もあり例年以上の甘さになる」と自信を見せている。今年は約3000玉の出荷を見込んでいる。

 販売はゆめまる館のみ。価格は大きさによって異なり、3L1個2600円、2L2個4600円など。ゆめまる館の営業時間は午前9時半から午後4時まで。メロン販売が始まる12日と翌日の13日の2日間のみ午前9時にオープンする。定休日は木曜(17日は営業する)。

2025年7月9日

ついに夢のオーケストラと共演!

来春ながはま第九コンサート、合唱団員公募

 「平成最後の大みそかにベートーベンの交響曲第九番を歌おう」と市民有志がJR長浜駅東口に架かるデッキに集まったのが2018年12月31日の夜。あれから6年余りの活動を経て、いよいよ市民でつくる合唱団がプロのオーケストラと共演することになった。

 「長浜第九コンサート2026」が来年3月1日、浅井文化ホールで開かれる。招待するオーケストラは大阪交響楽団。公募の市民合唱団70人が共演し、第九などを披露する。ソリストには長浜市の脇阪法子さん(ソプラノ)、米原市の岡田通利さん(バリトン)ら滋賀や湖北ゆかりの声楽家を招き、長浜市少年少女合唱団「輝らりキッズ」も参加する。指揮者には関西と東海を拠点に活動し大阪交響楽団との関わりも深い中村貴志さんを迎える。

 コンサートは18年の大みそか、好き寄りの市民が楽器を持ち寄るなどしてデッキで第九の第四楽章「歓喜の歌」をにぎやかに合唱したのが始まりで、2022年以降は指導者を招いて合唱団活動を本格化。ピアノ連弾との共演で「歓喜の歌」を高らかに歌い上げ、24年3月のコンサートでは会場の浅井文化ホールが満席となる盛況ぶりだった。

 来年3月のコンサートは満を持してプロのオーケストラと共演する。これに向けて今月7日から「ながはま第九合唱団」のメンバー募集が始まった。対象は小学5年生以上で、湖北地域を中心に活動している人。合唱経験は問わず、初心者歓迎。合唱指導を担当する鳥塚貴絵さんは「過去のコンサートも半分くらいの参加者が合唱の経験がなかった。まちを盛り上げたい、挑戦したいという気持ちを優先して参加してほしい」と呼びかけている。

 練習は9月4日から。毎週木曜午後7時から長浜文芸会館や浅井文化ホールで行う。参加費は1万円。

 コンサートの主催は長浜市と長浜文化スポーツ振興事業団。協力は市民活動団体「おきらす長浜」とNPOはまかる。合唱団の参加申し込みはhttps://hamacul.or.jp/activity/project09/entry-nagahama-ninth/から。問い合わせはNPOはまかる℡070(1795)2953へ。

2025年7月2日

ピンクや白、ハスの大輪 涼しげに

布勢町の休耕田で見頃迎える、6日イベント

 布勢町の山裾にある休耕田でハスの花が見頃を迎え始めた。真夏の太陽の光が照り付ける中、白や薄ピンクの大輪が涼しげに風に揺られている。

 ハス畑は認定NPO法人つどい(川村美津子理事長)が9年前、水はけの悪さや獣害などを理由に放棄されていた休耕田などを活用してハス畑を整備。「あいのたにロータスプロジェクト」と銘打って約2㌶で栽培し、収穫したハスの花や葉を使った商品開発にも取り組んでいる。

 棚田は山裾まで広がっており、日傘を差して散策する市民の姿が見られる。川村理事長は「7月中旬が一番の見頃ですが、8月中旬まで花を楽しめます」と話している。

 なお、6日はハス畑に隣接の冥土カフェで「あいのたに蓮まつり」を催す。飲料をハスの葉に満たして茎を通して飲む「象鼻杯(ぞうびはい)」の体験(300円〜)、ハスの花の収穫体験(1輪300円)のほか、ハスの実ごはん、ハスの花の天ぷら、サイダー、かき氷などハスを材料にしたフードやドリンクを販売する。

 能登半島地震の被災地支援のため、輪島塗の実演・販売や海産物の販売などもある。午前10時から午後3時まで。