JRの乗降スムーズに、1日出発式
近江鉄道で1日から、JR西日本のICOCA(イコカ)システムの導入が開始。初日に彦根駅で、三日月大造知事らが出席して出発式が開かれた。
ICOCAは切符の機能を搭載したカードで、チャージして改札機にタッチするだけで乗車区間の運賃が自動的に精算される。近江鉄道線での導入によって、JR線からの乗り換えがスムーズになる。
上下分離に合わせて同社と近江鉄道管理機構が導入に向けて準備。ICOCAのほか、サイト上で近江鉄道線の定期券や企画の乗車券を購入できる「iCONPASS」、近江鉄道線の運賃として3000円以上チャージした者に利用額の10%を付与する「WESTERポイント」、小学生の乗車一回の運賃が10円になる「こども用ICOCA」の導入も開始した。
ICOCAなどの導入によって、紙の切符の販売が2月28日で終了したため、現金で乗車する場合は整理券での乗り降りとなる。障害者など特殊割引乗車券は係員のいる駅で紙の切符が継続して販売される。
1日に彦根駅ホームで開かれた出発式には三日月知事やJR西日本京滋支社の財剛啓支社長、近江鉄道の藤井高明社長らが出席。知事は「スムーズなサービスの導入が始まりよかった。年代に合わせて、新たなサービスも開始または継続されることはとても心強い」とあいさつ。藤井社長は「6月には創立130周年を迎える。これからも利便性とサービスの向上に努めたい。ICOCAの導入を新たなスタートにしたい」と述べた。
ICOCAのキャラクター「カモノハシのイコちゃん」と駅長がちゃこんも参加してのテープカットの後、事前応募のあった小学生9人がこども用ICOCAを使って改札をタッチする体験をして乗車して行った。
(滋賀彦根新聞)






