長浜ロータリークラブ75周年で豊公園に整備
長浜ロータリークラブは創立75周年記念事業として、豊公園の長浜城歴史博物館東側に紅葉が楽しめる丘「にしきのおか」を整備し、14日、現地で披露目と記念碑除幕式を行った。姉妹クラブの台北市東門ロータリークラブのメンバーも出席し、新たな市民の憩いの場の完成を祝った。
同クラブは1951年2月26日、「超我の奉仕」を掲げ、京都ロータリークラブの支援を受けて全国で57番目のクラブとして設立された。当時の長浜は戦後の混乱から復興しつつある人口約5万人の町だったが、交通の要衝として古くから栄え、江戸時代後期には繊維産業が発展。浄土真宗の文化が根付き、県内初の銀行や小学校が設立されるなど文化的にも先進的な地域として知られていた。こうした中で、商工会議所の「木曜クラブ」を母体に26人のチャーターメンバーが集まり、クラブが誕生した。
今回整備した「にしきのおか」は約2700平方㍍。丘の高さは約3㍍で、もともとあったモミジ15本に加え、新たにイロハモミジの若木55本を植えた。遊歩道も整備し、健康遊具ベンチ2基を設置。散策や軽い体操、健康ウォークなどに気軽に利用できる空間として整えられた。5月9日には市民参加の植樹式を予定しており、さらに10本を植える。
丘の一角には記念碑も設置された。幅3㍍、高さ1・3㍍で、約2㌧の御影石を使用。文字は「今年の漢字」の揮毫で知られる京都・清水寺の森清範貫主が手掛けた。
同クラブの中村彰男会長は「にしきのおかが季節とともに育ち、多くの人に愛される場所となることを願っている」とあいさつ。原馬良典実行委員長も「市民の心のよりどころとして、皆さんに慕われる場所になれば」と期待を寄せた。森貫主は「75年は一つの通過点。これを機にクラブがさらに発展することを祈念します。普段は1字を書くことが多いが、今回は大サービスで6字を書いた」と語り、会場の笑いを誘っていた。
整備を担当した中川造園の中川茂樹さんは「早ければ今秋にも紅葉を楽しめるのでは」と話している。






