高月町出身、彦根でイタリアンレストラン
彦根市本町のイタリアンレストラン「ピッツェリア・アズーリ」が、ディナー営業を開始。料理長を務める高月町出身の松永亮太さん(37)は「滋賀の食文化に新たな風を吹かせたい」と意気込みを語っている。
同店は練り上げた生地を石窯で焼いて仕上げるナポリ風のピザがメイン。王道のマルゲリータ、「森のピッツァ」と呼ばれるボスカイオーラ、生ハムと半熟卵を使ったビスマルクなどをそろえる。このほかパスタや魚介、肉料理など豊富なラインナップ。
松永さんは長浜高校卒業後、調理師専門学校のエコール辻大阪でフランス・イタリア料理を学び、東京のフレンチレストランで修業。26歳からフランスの星付きレストランなどで研鑽を積み、帰国後もフレンチやイタリアン、スパニッシュ、和食の店で料理を提供してきた。
さまざまなジャンルの料理を経験し、すべてを融合させた料理スタイルを確立したが、「繊細過ぎる性格のため、力の抜き方がわからず、仕事がきつ過ぎて挫折することもあった」と振り返りながら「自身の料理で喜んでくれるお客さんの笑顔が乗り越えられる力になった」という。
自由かつ、個人の特性を尊重するフランスでの経験から、社員やパート、アルバイトの意見を取り入れる「スタッフ一丸」での店舗作りを心がける。また松永さん自身が出勤途中に彦根市内の直売所で野菜やフルーツを購入し、地元産の食材を使った料理の提供にもこだわりを見せる。
来店客を見ながら、その雰囲気に合わせて料理の盛り付けや皿を変えていくといい、松永さんは「一皿一皿に手間をかけ、来店客がこれまでに食べたことがないような料理を提供したい。若者からお年寄りまでの誰もが非日常を感じながら、気軽に楽しめる店にしたい」と力強く語った。
10月以降、近江牛や小鮎、鴨などを使った料理などメニューを充実させていく。
同店は宿泊施設「THE BANK HATAGO HIKОNE」内にある。営業時間は午後5時半から同9時半。ランチやカフェタイムも営業している。水曜定休。60席。問い合わせは同店℡0749(47)6938。
(滋賀彦根新聞)





