新作「羽柴兄弟と長浜」披露

南風さん講談、21日、曳山博物館

 来年放映予定のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に向けて機運を高めようと、大津市の講談師・旭堂南風さんが21日午後1時半から、曳山博物館で講談会「豊臣兄弟らへんを語る」を開く。新作講談「羽柴兄弟と長浜」を披露する。

 当日は2席を口演。古典の名作「大石の東下り」では、忠臣蔵の大石内蔵助が江戸へ向かう道中での義理と人情を描く。続く新作「羽柴兄弟と長浜」は、長浜時代の羽柴秀吉と弟の秀長を題材にした創作講談で、秀吉と秀長がどのように長浜のまちづくりに関わったのかを、ユーモアあふれる「戦国ホームコメディー仕立て」で語る。

 南風さんは「時代背景や長浜の成り立ちが分かりやすく、歴史の勉強にもなる内容。歴史学者の太田浩司先生に教わった長浜でのエピソードも織り交ぜている。ぜひ長浜の皆さんに聴いてほしい」と話す。

 十七絃箏奏者の麻植理恵子さんも出演。南風さんは「昔、アナウンス塾で一緒だったご縁で出演をお願いした。麻植さんの十七絃箏は温かさと情熱があり、講談とのコラボレーションは必ず素晴らしいものになる」と期待を寄せる。

 南風さんはエフエム放送のアナウンス塾をきっかけに話芸の魅力に目覚め、エフエム草津のパーソナリティや演劇活動を経て、48歳で上方講談界の第一人者・旭堂南陵さんに弟子入り。現在は滋賀県在住唯一の講談師として活動。昨年は大河ドラマ「光る君へ」の放映に合わせ、石山寺門前で640回もの講談を披露して石山観光を大いに盛り上げた実績がある。入場料は2000円。予約は近江レークサイド寄席℡090(3829)9999。予約なしの来場も可。

掲載日: 2025年12月19日