卒業生の石井さん、教育振興へ
虎姫高校同窓会を母体とする公益財団法人姉水会奨学財団に、同校卒業生の石井かおるさんから1000万円が寄付され、贈呈式が19日、同校校長室で行われた。
石井さんは1978年卒業。幼少期から湖北地域で育ち、「湖北工業」で役員も務めた。会社が地域に支えられて成長し、自身もこの地で人生を重ねてきたことから、「長年育ててもらった湖北に恩返しをしたい」との思いを抱き、夫で同社社長の太さんの後押しも受け、「何か形にしたい」と奨学財団への寄付を決めたという。
贈呈式で石井さんは「若い人たちの将来に少しでも役立ててほしい」と語り、「人生には山も谷もあるが、こつこつ努力を続ければきっと良いこともある。将来は明るいので、あきらめず頑張ってほしい」と後輩にエールを送った。
寄付金は、同校で進められている国際バカロレア教育に関連する海外短期留学など、教育支援に活用される。大塚敬一郎理事長は「資金が目減りする中で大変ありがたい寄付。生徒の学びや挑戦を後押しするため大切に使いたい」と話している。
同財団は2019年、同校創立100周年記念事業の一環として設立。20年に公益財団法人として認定され、これまでに延べ54人に奨学金を給付し、海外留学や資格取得などを支援してきた。





