夫婦ホルンデュオ 「すいーと・ほーんズ」

ボランティアで出張演奏、「良かったよ」励みに

 勝町の伊藤誠一さん(60)・幸子さん(54)夫婦で活動するホルンデュオ「すいーと・ほーんズ」が湖北地域を中心にボランティア演奏に取り組んでいる。これまでに165カ所で演奏し、子どもから高齢者まで幅広い世代に音楽の魅力を発信している。

 誠一さんは中学・高校時代に吹奏楽部でホルンを演奏し、幸子さんも中学時代にホルンを経験。しばらく演奏から遠ざかっていたが、2015年に2人でユニットを結成し、18年からは地元の社会福祉協議会にボランティア登録。高齢者施設から保育園、地域イベントまで幅広い場で活動している。そのモットーは「ホルンの魅力を知ってもらい、演奏を通じて人に喜んでもらうこと」。

 最近ではギターやウクレレの演奏、歌唱も取り入れ、レパートリーは100曲以上にのぼる。9日には曳山博物館広場で開かれたイベントで「ドラゴンクエスト・ロトのテーマ」など約10曲を披露。会場に「ゲゲゲの鬼太郎」のコスプレをしたグループがいたことからアニメ主題歌を即興で演奏するなどして場を盛り上げた。

 ボランティア演奏のため無報酬で引き受け、必要なのは「場所と電源」のみ。音響機材はすべて持ち込み、200人規模の屋外イベントにも対応可能という。

 8月だけでも4回の出演があり、幸子さんは「喜んでもらえることが私たちの報酬。スケジュールが合えばどこへでも演奏に行きます」と語る。演奏後に寄せられる「良かったよ」という言葉が活動の喜びと励みになっている。

 音楽で地域に笑顔と元気を届けるホルンデュオ「すいーと・ほーんズ」。演奏依頼は長浜市社会福祉協議会℡(62)1804、米原市社会福祉協議会℡(54)3110へ。

掲載日: 2025年08月18日