近江高書芸部員が県護国神社で
国際平和デーの9月21日に合わせて、世界平和への祈りを込めて全国各地の護国神社で奉納が行われている。彦根市尾末町の滋賀県護国神社では15日、近江高校書芸部の部員たちが「祈」などの文字を書いた。
聖徳太子の十七条憲法を世界遺産に登録するため、和の精神を広く伝えていこうと、同憲法に登場する「以和為貴」に賛同する全国の書家ら有志が「和プロジェクトTAISHI」を企画。2017年から国際平和デーに合わせて全国各地の護国神社で奉納揮毫を実施している。
滋賀県護国神社では2021年から行われており、5回目となった今年は近江高書芸部の1年から3年までの部員5人が参加。拝殿で山本大司宮司から部員一人ずつが祈とうを受け、プロジェクトの宮本辰彦代表が「戦没者の遺族が孫やひ孫世代になり、護国神社をまもる者が少なくなってきた。先人の方々の礎に今の平和があることを忘れず、護国神社を皆さんの手で支えてほしい」とあいさつ。
その後、桜模様入りの縦94㌢、横300㌢の障子紙の真ん中に朱墨で「祈」を書き、部員一人ずつが「恒久平和」「以和為貴」「千里同風」「安穏無事」「四海波静」文字を墨で書いた。
部員たちはこの日に向けて約1カ月間、書の練習を重ね、本番では15分ほどで完成させた。部長の杉浦さん(18)は「お年寄りも若者も私たちが発信するスマイルメッセージで、彦根から日本や世界中が平和で笑顔で過ごせる世になることを祈っている」と話した。完成した作品はアルプラザ彦根に展示される予定。






