長浜曳山まつりの魅力 カードゲームに

虎姫高校2年生がオリジナルトランプを制作

 長浜曳山まつりの魅力を子どもたちに伝えようと、虎姫高校2年生の探究活動グループが、まつりの行事をデザインしたオリジナルのトランプを制作した。24日には、さざなみタウンで体験型イベント「曳山まつり探究ゲーム」を開き、完成したトランプを子どもたちに披露した。

 トランプを制作したのは、尾板沙羅さん、近藤永奈さん、前川璃乃亜さん、三宅珠実さん、村井真理さんの5人。探究学習「究理」の授業の一環として取り組んだ。

 長浜のまつりについて調べる中で、曳山まつりが担い手や後継者不足という課題を抱えていることを知り、「将来のまつりを支える子どもたちに、その魅力を知ってもらいたい」と、遊びながら学べるカードゲームを考案した。

 トランプの絵札には、「裸参り」「線香番」「御幣迎え」「登り山」「翁招き」「奉納狂言」など、曳山まつりの主な行事の写真と解説を掲載。制作にあたっては曳山博物館が協力した。

 当日の探究ゲームには親子連れが参加。まずトランプを使ってババ抜きを楽しみ、その後、絵札カードをまつりの時系列に並べて整理することで、曳山まつりの流れや行事の内容を学んだ。続いて、生徒が出題する4択クイズにも挑戦。「歌舞伎の奉納時間は?」「翁招きの由来は?」といった問題に、参加者は楽しみながら答えていた。

 生徒たちは、「裸参りの夜は冷蔵庫の中のような寒さ」「自町狂言は距離ゼロで見られる迫力が魅力」など、高校生ならではの表現でその魅力を伝えた。

 生徒は昨年の「秋の曳山巡行」にも参加し、実際に山を曳いて若衆と交流するなど、曳山まつりを肌で体感してきたという。

 参加した生徒は「担い手不足の話を聞き、どうすればまつりの魅力が伝わるか考えた。楽しみながら学べるカードゲームという形にできてよかった」「子どもたちが曳山まつりに関心を持ってくれて、頑張ったかいがあった」と話していた。

掲載日: 2026年01月29日