市民69人がプロと共演 第九コンサート3月1日開催
公募で集まった市民による合唱団とプロのオーケストラが共演する「ながはま第九コンサート」が3月1日午後2時から、浅井文化ホールで開かれる。ベートーヴェンの交響曲第9番第四楽章「歓喜の歌」を市民で歌い上げる「ながはま第九プロジェクト」の集大成となる舞台で、市民合唱団のメンバーは「きっと夢のような時間になる」と本番を心待ちにしている。
合唱を担うのは「ながはま第九合唱団」。高校生から80代まで幅広い世代の市民69人が参加し、9月から週1回の練習を重ねてきた。「歓喜の歌」をドイツ語で歌うため語学講座や発音練習にも取り組んできた。
共演するのは大阪交響楽団。指揮は中村貴志さん。ソリストは脇阪法子さん、上木愛李さん、蔦谷明夫さん、岡田通利さんの4人が務める。第1部には長浜市少年少女合唱団「輝らりキッズ」とカンターレ・ブリランテが出演する。
同プロジェクトは2018年12月31日、JR長浜駅とえきまちテラス長浜を結ぶデッキで「歓喜の歌」を歌ったことをきっかけに始まった。19年には浅井文化ホールでピアノ連弾による公演を開催。22年12月には同ホールで第四楽章を披露し、24年3月にも公演を成功させている。
「大晦日にえきまちの橋の上で第九を歌いたい。そんな思いつきからスタートしたながはま第九が、こうしてオーケストラとの共演を迎えられることに感動と感謝の気持ちでいっぱい」と振り返るのは川瀬順子さん(53)。「いろんな世代の人が集まり、ひとつの目標に向かうこと、大人になっても挑戦できる喜びを感じている」と語る。村山さおりさん(53)も「小さな思い付きから始まった活動が、ここまで壮大なスケールになった。オーケストラとの共演はきっと夢のような時間になると、今からワクワクしている」と心を躍らせる。
1993年の長浜市制50周年記念公演で夫と娘と3人で第九を歌った小野節子さん(84)は、これまでに2回、このプロジェクトに参加。「ドイツ語も頑張って暗譜しました。中村先生の指揮でたくさんのメンバーやオーケストラと共に歌えることがとても幸せ。今回が人生最後の第九かもしれません。天国の夫も聴いてくれるでしょう」と話す。
当日のプログラムは、第1部で「日本の春のうたメドレー」や「瑠璃色の地球」などを披露した後、第2部で交響曲第9番を披露する。チケットは全席指定で一般4000円、25歳以下2000円。未就学児は入場不可。長浜文芸会館、浅井文化ホール、木之本スティックホールのほか、ローソンチケット、電子チケット「teket」でも購入可能。残席わずか。
問い合わせは長浜文化スポーツ振興事業団℡(63)7400へ。





