布勢町で親子らレンコン収穫

遊休棚田再生の取り組み、10年目の実り

 布勢町のハス畑で7日、「蓮根ほり大会」が開かれ、参加した親子連れが泥んこになりながら、次々とレンコンを引き抜き、秋の恵みを楽しんだ。

 大会を企画したのは獣害などで遊休農地となっていた布勢町の棚田を再生し、2016年からハスの栽培を続けている認定NPO法人つどい。棚田でのハス栽培は今年で10年目を迎え、夏には約3万本のハスが一面に咲く。

 蓮根ほり大会は初めての企画で、同法人の川村美津子理事長は「『レンコンは食べられるのか?』とよく聞かれ、関心の高さを感じていた。シーズンオフにどうお客様を呼ぶかも課題だった。何より土の上で子どもたちが思いきり遊ぶ体験をしてほしかった」と話す。

 この日は重機でハス畑の土を丁寧に掘り起こした後、参加者がスコップや手でレンコンを探し当て、力いっぱい引き抜いていた。泥だらけになりながらもレンコンを手にした子どもたちは笑顔を見せた。採れたレンコンは焼いて醤油で味付けして振る舞われ、ほくほくとした食感を味わっていた。

掲載日: 2025年12月10日