北近江豊臣博覧会、開幕

白石さん、倉沢さん参加し、大通寺門前でセレモニー

 NHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送を契機に、北近江の魅力を全国に発信する「北近江豊臣博覧会」が1日、開幕した。大通寺門前では、博覧会の中核施設となる「北近江長浜大河ドラマ館」のオープニングセレモニーが行われ、ドラマに出演中の俳優・白石聖さん、倉沢杏菜さんがテープカットに参加し、開幕に花を添えた。

 羽柴秀長の幼なじみ「直」を演じる白石さんは、初の大河ドラマ出演について「日本の由緒あるドラマ作品に出演でき、感慨深く、身の引き締まる思い」と語った。長浜の印象については「兄弟にとっても家族にとっても飛躍の場所。歴史の息遣いを感じることができる素敵なまち」と話した。

 秀吉・秀長兄弟の妹「あさひ」を演じる倉沢さんは、大河ドラマ「光る君へ」に続いて2作目の出演。オーディションを経て役を射止めたといい、「これまでそうそうたる方々が演じてこられた役で、自分に務まるのか不安もあったが、素敵なキャストやスタッフの皆さんと『豊臣兄弟!』に参加でき、とてもうれしい」と語った。長浜については「歴史を感じられる街並みが今も残っており、長浜城からの眺めも良い」と笑顔を見せた。

 2人は式典終了後、人力車に乗って市街地を巡り、豊国神社では餅まきも行った。

 博覧会の主会場となる展示施設は、市内3エリアに設けられる。長浜城下町エリアの「北近江長浜大河ドラマ館」では、番組で使用された衣装や小道具、映像展示などを通じて、秀吉・秀長兄弟の歩みを紹介。浅井・小谷城下町エリアの「義と絆館」では、浅井三姉妹や国友鉄砲など、戦国期の北近江の歴史を体感できる内容となっている。4月からは賤ヶ岳合戦エリアも順次開幕する予定。

 11日までは市民向けの無料デーを実施しており、市内在住を確認できる本人確認証を提示すれば、「北近江長浜大河ドラマ館」と「義と絆館」に無料で入館できる。

 主催の博覧会実行委員会副会長の塚田益司・長浜商工会議所会頭は「長浜は秀吉が初めて城持ちとなり築いた町で、城下町、商業の町として発展してきた。博覧会を通じて、多くの方に長浜の歴史や地域の資産を楽しんでほしい」と期待を込めた。また、1996年の秀吉博覧会で市内が大いににぎわったことを振り返り、「広域化した現在の長浜市で、浅井や余呉など各地域に会場を広げ、地域の力を合わせて成功させたい」と話した。

掲載日: 2026年02月04日