継続か刷新か、市長選8日投開票
任期満了に伴う長浜市長選は8日、投開票を迎える。現職の浅見宣義候補(66)と、元市議で新人の松本長治候補(58)が、市政の「継続」と「刷新」を掲げ、熾烈な一騎打ちを繰り広げている。
選挙戦は、浅見市政1期4年の評価を軸に展開。両候補は病院再編や湖北病院の改築、企業誘致、公共施設整備、子育て政策、訴訟問題など、多岐にわたる市政課題を取り上げ、有権者に支持を訴えている。
現職としての知名度と、自民党の推薦による組織力を背景に再選を目指す浅見候補に対し、「市民党」を掲げる松本候補が手づくりの選挙で挑む構図。個人演説会はいずれの会場も熱気に包まれ、候補者は市政への思いを熱っぽく語り、支持者の共感を集めている。
浅見候補は、1期4年で進めてきた「長浜大改革」の成果を強調し、改革の「第2幕」への挑戦を訴える。懸案となっている湖北病院の改築については、「速やかに建て替える。責任をもってやる」と約束している。
一方の松本候補は、「隠し事のない市政を」「税金の無駄遣いはしない」と訴え、「皆さんと対話しながら問題を解決していきたい」と語る。湖北病院は「即時、建て替える」としている。

3氏の激戦、最後の訴え 与野党対決の衆院選滋賀2区
衆院選も8日に投開票を迎える。滋賀2区(長浜市、米原市、彦根市、近江八幡市、東近江市など)は、日本維新の会新人で元新聞記者の岡屋京佑候補(33)、自民党前職で厚生労働大臣の上野賢一郎候補(60)、中道改革連合の新人で前米原市長の平尾道雄候補(75)の三つ巴となっている。
1議席をめぐって与党候補2人に野党候補1人が挑戦する異例の構図。圧倒的な知名度と組織力をバックに7選を目指す上野候補が高市内閣の高支持率も受けて安定した戦い。それを追う平尾候補や岡屋候補がどこまで肉薄するのか、並列立候補する比例代表での復活当選も視野に入れた戦いが注目される。
岡屋候補は「現役世代の社会保険料の負担が年々増している」「医療や年金の制度が将来的に破綻する恐れがある」と社会保障制度改革を進める必要性を強調。「改革を進めるための連立政権の信を問うのが今回の選挙だ」と訴えている。
上野候補は厚労大臣として診療報酬改定や介護報酬の改善などの実績をアピール。高市内閣の下、AIや半導体、創薬分野への積極財政を進める考えを示しながら、食料品の消費税ゼロや社会保険料の負担軽減の検討も訴える。
平尾候補は政治とカネの問題、衆院解散の大義などをめぐって高市政権を批判し、「家計ファースト」「暮らしに安心を」と弱者に寄り添った政治を呼びかける。「人を大事にする人間中心の中道政治」の実現へ向け、有権者に支持を訴えている。
共通投票所は37カ所
午後10時から開票速報、大勢判明は深夜
長浜市長選と衆院選の投票は8日午前7時から午後8時まで実施される。市内の共通投票所は37カ所で、長浜地区14、浅井地区5、びわ地区2、虎姫地区1、湖北地区3、高月地区4、木之本地区4、余呉地区2、西浅井地区2となっている。このうちイオン長浜店の共通投票所は午前10時から午後8時までの開設となる。
投票状況は、午前10時、11時、午後2時、4時、6時、7時半、そして午後8時の確定値が速報として、市のホームページで公表される。1月31日現在の選挙人名簿登録者数は9万1427人。
開票は午後9時15分から、市民体育館で行われる。衆院選小選挙区と市長選挙の開票速報は、午後10時、11時、その後は30分ごとに発表される予定で、比例代表選は確定結果のみ公表される。
確定時刻の目安は、小選挙区が午後11時半、比例代表が9日午前0時半、市長選が午前1時半とされている。





