長浜出身・冨田さん、箱根力走
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、2、3日)で、日本大学が総合10位となり、12年ぶりのシード権獲得を果たした。長浜市出身で4年の冨田悠晟さん(22)は、往路3区を担当。区間21・4㌔を安定したペースで走り、チームをシード圏内にとどめる走りを見せた。
箱根駅伝の3区は、中盤の勝負どころともいえる重要区間で、チームの流れを大きく左右する「影のエース区間」とも称される。冨田さんはこの区間を冷静に走り、日本大学の粘り強いレース展開に貢献。優勝校の青山学院大の選手と並んで走る場面もあり、「このチームの日本人エースとして、3区という大役を任せてもらい、その責任を背負って走れたことを誇りに感じている。憧れの青山学院大と同じ舞台で走り、真正面から勝負できたことは、自分にとってかけがえのない経験になった」と振り返る。
日本大学は往路を9位で通過し、復路も順位を大きく落とすことなく総合10位でフィニッシュ。来年大会のシード権を確保した。
近年低迷が続く日本大学は、伝統のピンク色のたすきにちなみ、今大会で「古櫻(こおう)復活」をチームスローガンに掲げた。12年ぶりの好成績に「4年生として、後輩たちにシード権という形を残せたことも嬉しい。地元・長浜の地で多くの方々が応援してくださっていたと聞き、大きな力になりました。支えてくださったすべての方々に、心から感謝しています」と話している。





