2020年3月6日

オール長浜素材のグラノーラ

近江バジル協会、おいしくて栄養抜群

 酵素の普及拡大に努めている新庄馬場町の近江バジル協会(寺本悦子代表理事)は酵素ドリンクに使った果物を活用し、グラノーラを開発した。素材をすべて長浜産にこだわった逸品。

 同協会では当初、健康管理に最適なハーブの一種、バジルに着目していたが、同じ作用がある酵素ドリンクの開発にも力を入れるように。ドリンクは果実や野菜、木の実に砂糖(てん菜)やミネラルを加え、ブレンド。2カ月もすると、素材からジュースが出てきて、飲むことができる。

 会員らから「酵素ドリンクで、漬け終わった果物類の処分に困っている」との悩みを聞き、同協会では果物をグラノーラに再生することを思いついた。

 グラノーラは穀物にナッツやハチミツなどを加え、 オーブンで焼き上げたシリアルの一種。おやつのほか、牛乳やヨーグルトをかけ、朝食として手軽に食べることができる。

 協会では栃の実やクルミ、ユズ、バジル、ショウガ、実山椒など使用済みの材料約20種を低温乾燥させ、細かく刻み、麦芽糖の代わりに菊水飴を利用し、オリジナルのグラノーラを完成させた。

 材料はオール長浜産。保存料、着色料、香料などは不使用で、体に良いとされる酵素の良いところを引き継いだまま。栄養価も抜群で、おいしく仕上がっている。東京・日本橋のアンテナショップ「ここ滋賀」でモニター販売したところ、好評だったという。これまで使用済みの果物は有機たい肥として廃棄処分していたが、寺本代表理事は「棄てるところがなくなった。仲間たちのおかげでよい物ができた」と話している。

 

販促資金を募集、クラファンで

 近江バジル協会は4月末まで、パッケージやパンフレットなど販促用品の制作資金を募るクラウドファンディングを実施している。

 支援コースは3000円から3万円。目標額は20万円。ウェブサイトはFAAVO北びわこ。問い合わせは近江バジル協会☎(50)2529へ。

2020年3月5日

バイオ大生、麻雀で日本一

足立幸志朗さん連覇の快挙

 学生麻雀日本一決定戦「アモスグランドチャンピオンシップ」(グラチャン)で長浜バイオ大アニマルバイオサイエンス学科2年の足立幸志朗さんが優勝した。昨年に続く連覇で、学生麻雀界にバイオ大の名を轟かせた。

 大会は「頭脳スポーツ」である麻雀の普及などを目指す学生麻雀連盟が主催し、今年で6回目を迎える。学生麻雀最強戦、麻雀甲子園、青雀旗争奪学生麻雀選手権など各種大会の優勝者ら16人で争い、日本最強の学生雀士を決める戦い。足立さんは連盟に加盟している個人、団体の成績を集計する2019年全国学生麻雀ランキングで1位となり、出場権を獲得した。

 大会は2月22日、東京・豊島区で開かれ、足立さんは予選を4位で通過して決勝に進出。序盤はライバルに次々とアガリを決められ点差を開けられたが、中盤から連続してアガリを重ね、最終の「南4局」で逆転に成功し、グラチャン史上初の連覇を達成した。

 足立さんは高校3年生の時、インターネットで偶然、麻雀の動画を見たのをきっかけに麻雀を始め、その面白さの虜になった。長浜バイオ大に進学後は競技麻雀部に入部した。

 当時、同部では現在はプロとして活躍する杉田久貴さんが部長を務めていた。足立さんは毎日、杉田さんと対局して戦略などを学んでメキメキと腕を上げ、昨年のグラチャンでは1年生ながら初出場・初優勝の快挙を達成した。ただ、「内容が悪かった。運が良くて勝っただけなので、むしろ悔しくて、他の人にも申し訳ない勝ち方だった」と振り返る。

 杉田さんら主力の4年生が卒業後は部活動が低迷。部員が週1回程度しか集まらないことから、主にインターネットで全国の強豪と対戦し、大局観や腕を磨いてきた。

 今年の大会では強豪の慶応義塾大の学生を逆転で破った。「満足できる麻雀が打てた」と語り、連覇達成に「本当に嬉しい」とトロフィーを手にする。

 麻雀の魅力について、「奥が深いこと。どれだけ考えても答えが見つからず、答えを探し続ける。どの牌を残し、どの牌を捨てるのか、何度も選択の機会があり、その選択で結果が変わる。相手との駆け引きも面白い」と語る。さらに「戦略や技術だけでなく、運の要素も大きく、初心者でも勝てるのが楽しいところ」と説明する。

 目下の課題は競技麻雀部の活性化。新入部員の開拓と、大会に向けた「勝てる」麻雀の練習だ。また、ペアで出場する青雀旗、4人で力を合わせる甲子園での入賞も目標に掲げている。

2020年3月4日

木之本ライオンズ、クライミングボードを寄贈

結成55周年記念で、伊香ツインアリーナのキッズコーナーに

 木之本ライオンズクラブ(西川徳衛会長)は結成55周年を記念して、3月下旬に竣工を迎える長浜伊香ツインアリーナ(木之本町西山)に、ボルダリングを体験できるクライミングボード(200万円相当)を設置。4日、市役所で目録の寄贈式があった。

 1964年に結成された同クラブは、アリーナの前身である木之本運動広場体育館でスポーツ少年団の交流大会を主催するなど地域の青少年の健全育成事業に取り組んでいる。今年の東京五輪からスポーツクライミングが正式種目となることを受け、クライミングボードの寄贈を決めた。

 

 

 ボードはアリーナのキッズコーナーに設置され、高さ2・1㍍、幅15・1㍍。手でつかんだり、足を乗せたりする突起物「ホールド」が取り付けてある。

 同クラブでは「ツインアリーナでボルダリングを体験し、将来の五輪選手の輩出にも繋がれば」との期待を込め、西川会長は「ツインアリーナが子どもから大人、高齢者までがクライミングボードなどを利用して1日を過ごせる施設になれば」と話した。

 寄贈式で目録を受け取った藤井勇治市長は「素晴らしい寄付をありがとうございます。アリーナは北部振興のシンボル。市民が楽しく利用されることを期待しています」とあいさつした。

 長浜伊香ツインアリーナは木之本運動広場体育館を改修したうえで、アリーナを増設。2024年の滋賀国体の柔道競技会場として利用される。今月29日に竣工式がある。

2020年3月2日

eスポーツ、触れる機会を

長浜の多賀さんら、協会を設立

 対戦型コンピューターゲームをスポーツとして楽しむ「eスポーツ」を県内でも普及させようと、有志が滋賀eスポーツ協会を設立。大会や交流会を通じて「eスポーツに触れる機会をつくりたい」と参加者を募っている。

 協会はウェブ制作会社「きゃんせ」(田川町)社長の多賀洋平さん(36)の呼びかけで、昨年8月に結成。現在、メンバーは地域おこし協力隊や学生など13人。これまでに長浜、湖南両市で競技体験会やサッカーゲーム「ウイニングイレブン」の大会、ゲーム機を持ち寄って楽しむ「LANパーティー」などを催してきた。

 2月29日にはさざなみタウンで報道関係者向けのPRイベントを催し、eスポーツの魅力などを解説。専門学校のeスポーツ科で学ぶ協会メンバーの草川海斗さん(19)が世界で最もプレーヤーが多いとされるチーム対戦型の「リーグ・オブ・レジェンド(LOL)」やパズルゲーム「ぷよぷよ」など4種類のゲームを紹介した。LOLは5人1組がチームとなって相手方の拠点を破壊するゲームで、戦略性が高い。この日は2つの大学チームがインターネットを通じて対戦する様子をモニターに映し出して観戦した。

 協会では当初、PRイベントで市民にeスポーツを体験してもらう予定だったが、新型コロナウイルス感染防止の観点から規模を縮小した。

 協会によると、各地でイベントや大会が開催されるなど盛り上がりを見せ、中学・高校生の「なりたい職業」にeスポーツプレーヤーがトップ10入りするなど注目を集めている。昨年の茨城国体では「文化プログラム」として初めて登場し、都道府県対抗戦が行われた。

 多賀さんは「eスポーツの普及にはコミュニティづくりが大切。参加できる場所を設けることで、世界に羽ばたくプレーヤーを発掘し、支援していきたい」と語っている。