日本一おいしい米コンテストで
長浜農業高校の生徒たちの栽培米が11月、山形県で開かれた「第14回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」高校生部門で準グランプリに相当する優秀金賞を受賞した。
コンテストはおいしい米づくりを目的に、5人の審査員による食味審査で、日本一を競うもの。同校はミルキークイーンとコシヒカリを出品し、ミルキークイーンは予選審査で60品の中で高評価を得たものの、決勝では惜しくも日本一となる最高金賞をとることはできなかった。
これまでコンテストに3回チャレンジしており、上位6校に与えられる優秀金賞を受賞したのは初。担当の小森恒夫教諭は「生徒たちは天候が悪い中、ドロドロになって肥料を撒くなど、熱心だった。よく頑張ってくれた」とねぎらい、奥手大瑚君(3年)は「コロナで満足に実習ができない中、積極的に取り組み、入賞を狙っていた。食べて、美味しかったので自信があった。受賞はとても嬉しい」と話している。
農業科の生徒たちは今年120㌃の水田で、約480㌔のミルキークイーンを収穫。11日までに、完売している。