長浜西・高月合同チームが優勝

県中学校春季総体ソフトボールで

 県中学校春季総体のソフトボール競技の決勝戦が21日守山市内で開かれ、長浜西中と高月中の合同チームが高穂中(草津市)を破って優勝した。

 競技は県内24チームが出場してトーナメント戦で争った。部員不足のため合同チームでの出場となった長浜西・高月チームは1試合目を10対0、2試合目を11対1、3試合目を8対1と順調に勝ち上がった。

 高穂との決勝戦は8回まで互いに得点を許さない緊迫した展開となり、9回、無死2塁から攻撃を始める「タイブレーク」に突入した。表の長浜西・高月の攻撃は3ランホームランが飛び出すなど一挙に6得点をたたき出した。裏の高穂の攻撃も満塁でヒットを放つなどして5得点を挙げ1点差にまで猛追。手に汗握る試合展開となった。

 長浜西主将の吉田選手(3年)は「我慢が続く試合展開だったが、9回表でみんなのエンジンがかかった。記憶に残るゲームで、このチームで勝利でき良かった」、高月中主将の筧選手(3年)は「ワクワク、ドキドキの決勝戦だったが、みんなの声と気持ちが一つになっているのを感じられた。今までで一番楽しい試合だった」と話していた。

掲載日: 2023年05月22日