ギャラリー縄で、喜寿を記念して
1959年(昭和34)3月に長浜北中を卒業し、今年数えで喜寿を迎える同窓生による趣味作品展が25日からギャラリー縄(元浜町)で始まった。
出品しているのは京都女子大名誉教授の土田隆生さん(彫刻)をはじめ、西川嘉夫さん(写真)、和田さち子さん(油彩)、川瀬完治さん(彫塑・木彫)、野原三恵子さん(書)、石井英夫さん(油彩、故人)ら17人。
同窓生は3年に1度の同窓会で交流を続け、創作活動に打ち込む仲間が多いことを知った元生徒会長の中嶋清さんの呼びかけで作品展を開くことになった。
出品作品は各地の展覧会で入賞・入選した秀作から趣味で手作りしたものまで多彩。長浜北中の校庭に立つ「再会の像」の原型などを出品した土田さんは「77歳というとしぼんでいくばかりと思われがちだが、我々は戦後の貧しい時代の中で育ち、ちょうど今、喜寿を迎えて花が咲いている。年寄りがこんな創造的な活動をやっていることを知ってもらい、元気を分かち合いたい」と話している。
午前10時から午後5時、30日まで。