スキー大回転、インハイ出場の姉も応援
余呉小中学校6年の桐畑莞爾さん(12)が4日にびわ湖バレイスキー場で行われた県ユーススキー大会第3戦の大回転(ジャイアントスラローム)で優勝し、ジュニアオリンピックに県代表として出場することが決まった。
姉2人の影響で小学校就学前からスキーを始めた桐畑さん。西田スキースキールに所属し、冬は箱館山スキー場をホームグラウンドに練習し、夏場は筋トレなどに励んでいる。
県大会では旗門を通過しながら標高差94㍍を一気に滑り降り、2本の合計タイムで優勝した。小学校生活最後の県大会で大舞台への出場を決め、「嬉しい。ジュニアオリンピックでは他県の代表に通用するような滑りを見せ、上位を目指したい」と張りきっている。
姉の望さん(16)=高島高校1年=も県大会の大回転で準優勝し、2月にインターハイに出場した。出場者約190人中、133位となり「全国の舞台は初めてで、北海道など雪国の選手は速く、学ぶことが多かった」と振り返る。目標としていたインターハイに1年生で出場でき、「次回は上位を目指したい」と話す。
ジュニアオリンピックに出場する弟には「全国レベルの大会で緊張すると思うが、普段の練習通りの滑りを見せて優勝してほしい」と期待を寄せている。
ジュニアオリンピックは25日から29日まで長野県の菅平高原パインビークスキー場で開かれる。