湖北野鳥センターの写真コンテスト

金賞は「もらったぜ!!」

 湖北野鳥センターは8日、今年度の野鳥写真コンテストの入賞者を発表。金賞にはコイ科の魚を捕まえたミサゴと驚いたような表情のセグロカモメをとらえた「もらったぜ!!」(福井県越前市、奥野宏樹さん撮影)が選ばれた。

 コンテストは35回目。長浜市内で撮影した野鳥写真を募り132点の応募があった。長浜スタジオや湖北野鳥の会の関係者ら5人による審査で、入賞、入選9点を選んだ。いずれも自然や生き物の強さ、可愛らしさを表現しており、「図鑑のような写真が多かった時代も過去にあったが、カメラ性能の向上でより自由な鳥の写真が増えている」としている。

 金賞作品は尾上港で撮影したもので、「シャッターチャンスを見事にとらえている。2羽の鳥の表情が良く、しぶきを含めた構図も素晴らしい」との講評だった。

 銀賞は早崎ビオトープでキジのカップルを写した「歓喜の出会い」(大垣市、安田弘さん)、銅賞は姉川河口でダイサギが向かい合うようすをとらえた「語らい」(守山市、藤原厚士さん)が選ばれた。

 全作品を紹介する展示は、18日から4月16日まで湖北野鳥センター、5月8日から22日まで市役所1階ロビーで。

 ほかの入賞者は次の皆さん。

 ▽入選=上田喜好(竜王町)、風間一範(地福寺町)、桒原達夫(彦根市)、内藤又一郎(高月町西柳野)、古川博(南高田町)▽OM SYSTEM賞=安藤優樹(野洲市)。

 

金賞・奥野宏樹さん撮影「もらったぜ!!」

 

銀賞・安田弘さん撮影「歓喜の出会い」

 

銅賞・藤原厚士さん「語らい」

掲載日: 2023年03月10日