大谷選手のグローブ届いたよ!

浅井小でお披露目会、さっそくキャッチボール

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が日本国内の小学校に3個ずつ寄贈したグローブが9日、長浜市教育委員会に届き、各学校に配られた。浅井小学校(岩田太校長、児童199人)では11日、お披露目会があり、児童がグローブを手にキャッチボールを楽しんだ。

 贈られたのは右利き用2つ、左利き用1つで、いずれも大谷選手のサインがプリントされている。お披露目会では6年生31人が見守る中、児童を代表して上野絆さん、奥井健斗さん、山崎陽奈さんの3人が箱からグローブを取り出すと、児童から歓声が上がっていた。

 「このグローブが私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」などと書かれた大谷選手の手紙が読み上げられた後、児童が交代でグローブを付けてキャッチボール。初めてグローブを使う児童もいたが、夢中になってボールを追いかけていた。

 上野さんは「世界で戦っている選手からのグローブ。大切に使っていきたい」、山崎さんは「きれいに使っていきたい。デザインが格好いい」、奥井さんは「サインも格好いい。野球は遊びでたまにする。さっそくキャッチボールをしたい」と話していた。

 同校ではグローブを職員室で管理し、希望する児童に貸し出す。また、キャッチボールできるスペースをグラウンドの一角に設ける予定。

掲載日: 2024年01月11日