児童ら「一緒に勉強楽しみ」

県内で学校再開 感染対策に気配り

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校していた県内の学校が1日、再開し、待ちに待った新学期のリスタートを切った。

 長浜小学校(杉本義明校長)ではマスク姿の児童たちが元気に登校し、学校生活の再開を喜んだ。杉本校長は校内放送で「きょうから学校を再開します。元気に登校してくれてありがとう。長い休み期間をどのように過ごしているか心配していました。少しずつ、でも、できるだけ早く学校生活に慣れてリズムを取り戻してください」と呼びかけ、感染予防のため「マスク着用、こまめな手洗い、身の周りを清潔に保つなど、絶対に怠ってはいけません。1人1人がしっかりルールを守ることが友達や先生、おうちの人の命、健康を守ることにつながります」と話しかけていた。

 また、各教室のテレビモニターでマスク着用やこまめな手洗いなど7項目の感染対策が紹介され、ソーシャルディスタンスについては「友達と腕を伸ばした分だけ離れましょう」と呼びかけていた。

 教室では児童の机をできる限り離し、窓や扉を開けるなどして「3密」回避に配慮していた。

 5年A組では担任の廣田晋平教諭(36)が点呼をとりなら児童の健康状態をチェック。「休みが多かったので生活リズムが崩れたりしていませんか。早くリズムを取り戻しましょう」と話しかけ、今後の授業の進め方や1年間の大まかなスケジュールを説明した。体育の授業や熱中症が心配される屋外の活動ではマスクを外すこと、音楽の授業ではリコーダーや鍵盤ハーモニカを使用しないこと、調理実習の中止、ボールや理科の実験道具などの共有物に触れた後は石けんで手を洗うことなどを伝えた。

 例年は1泊2日で実施されている湖上学習「フローティングスクール」が日帰りとなること、校外学習の工場見学の受け入れ先が新型コロナの影響で見つかっていないことも報告した。

 本格的な学校生活の再開に、横田啓人君(10)は「みんなと一緒に勉強ができるのが楽しみ」と語り、清水さん(10)は「友達と会うのが楽しみだった。みんなと一緒に勉強する方が楽しいし、分かりやすい」と話していた。

 なお、長浜市内の小中学校は12日まで3時間程度の授業で、15日から給食が始まる。授業時間の確保のため、夏休みは8月5日〜19日の15日間に短縮される。