個性豊かに、鴨の里盆梅展

グリーンパーク山東で開催

 山東盆梅愛好会が育てた梅の鉢植えを展示する「鴨の里盆梅展」がグリーンパーク山東で始まった。

 愛好会は山東地域を中心に米原、長浜の会員27人で構成し、毎年、自慢の盆梅を持ち寄って展示している。41回目を迎える今年も会員が丹精に育てた約130鉢を並べている。推定樹齢約300年で長浜盆梅展にも「出張」したことがある存在感抜群の「不動」、どっしりと構えた「高砂」のほか、一刀両断されたかのように太い幹が左右に割れている「武蔵」など個性的な盆梅も多い。小振りの「ミニ盆梅」も種類豊富に並んでいる。

 まだ多くの盆梅が蕾の状態で、今月中旬から見ごろを迎えるという。

 愛好会会長の鈴木喜義さん(81)は長浜盆梅展をライバル視し「盆梅の数と種類はこちらが豊富。バリアフリーなので車椅子のまま観賞できる」とPRしている。ラン展も同時開催している。

 大原小児童の書き初め展、金魚すくいのほか、日曜限定でつきたてのもちの振る舞いがある。入場料は大人500円、中高生250円、小学生以下無料。午前9時半から午後4時半、3月10日まで。

掲載日: 2024年02月06日