リーファ 活動に区切り

15日の10周年ライブを最後に

 湖北地域を拠点に活動する2人組音楽ユニット「〜Lefa〜(リーファ)」が15日に米原市の県立文産会館で開くライブを最後に、2人での活動を区切ることになった。

 リーファはボーカルの北川陽大さん(43)とギター・ピアノの河野弘行さん(38)の2人で2010年に活動を始め、12年にコロムビアからメジャーデビューした。これまでに「君の笑顔見たいから/琵琶湖周航の歌」やプロ野球・楽天の則本昂大投手の入場曲・応援歌「魂〜ユメノミチ〜」などシングル5枚、アルバム2枚をリリースしている。

 今年1月、木之本スティックホールでデビュー10周年ライブを開いたが、新型コロナウイルスのオミクロン株流行を受けて予約客の3割余りがキャンセルとなったことから、あらためて「10周年リベンジ」と銘打ってライブを開くことになった。

 このライブを機に2人はリーファとしての自主的なライブを休止し、それぞれが個別活動に専念するが、「解散はしない」としている。北川さんは「デビューから10年間活動できたのは故郷の長浜を拠点にしたからこそ。ファンの皆さんの支えをはじめ、地域の方々に活動の場を提供していただいた」と語っている。

 ライブには米原高校出身の同級生4人で結成する若手バンド「AVALANCHE(アバランチ)」も出演する。リーファが推す次世代のアーティストで、北川さんは「地域の皆さんにも将来ある若い子を応援してもらえれば」と話している。

 ライブは午後2時開演。チケットは前売2500円、当日3000円。

掲載日: 2022年05月12日