奥伊吹にキャンプ場&ドローン練習場
米原市上板並の「木の駅いぶき」に初心者でもキャンプとドローンが楽しめるスペースが誕生した。
ひとりで楽しむソロキャンプが空前のブームとなっている。一番の魅力は自由さと解放感。誰かと予定や意見を合わせる必要もなく、思い通り気ままにキャンプを楽しめることが最大のポイント。川のせせらぎや鳥のさえずりに耳を傾けたり、焚き火や星空をのんびり眺め、時間や予定に縛られることなく、自分自身と向き合える贅沢で非日常的なひとときを味わえる。
ラジコンヘリ、ドローンは最近、個人で購入できるような安価で小さな機種が増えたこともあり、趣味で飛行や空撮を楽しむ人が増加。農薬散布や災害時などにも活用されている。
山林、林業を活用し地域おこしをしている市民団体「里山を守り生かす会」(伊賀並正信代表)は管理する伊吹山麓の約1000平方㍍にプライベート空間を整備。キャンプ場とドローン練習場を設けた。
キャンプは基本1日1組限定。水道やトイレ、電源、WiFIなどのほか、ドローンの夜間練習用も兼ね、ナイター設備も完備した。
ドローン初心者はベテランオペレーターが使い方などをレクチャー。FPVゴーグル(3Dメガネ)で自分が飛んでいるかのような没入型飛行も体験できる。
このほか、近くで渓流釣りや山菜採りなどを楽しむことができ、伊賀並代表は「密を避けながら、プライベートを保て、広いところでドローンを飛ばすこともできる。日常から開放され、自由、気ままに楽しんでほしい」と話している。
キャンプは1グループ5000円、ドローン体験1時間5000円。利用者にはキャンプ薪をプレゼント。
問い合わせは伊賀並代表℡090(3055)0208へ。