2020年4月1日

グランパレー京岩、出前メニュー始める

厚焼き玉子サンドいかが?

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため外出自粛を余儀なくされている家庭などに、ブライダルシーンで活躍するシェフと、老舗日本料理店の料理人の味を届けようと、グランパレー京岩(八幡中山町)が特別メニューを開発し、宅配を始めた。

 宴会場などを持つグランパレー京岩も新型コロナの影響で、3月の宴会予約の8割がキャンセルとなるなど打撃を受けている。一方で、結婚式場「LINEA」(神照町)は出席者の一部キャンセルがあるものの中止はないのが救いという。

 和田洋典社長(43)は「外に出にくい人たちのために、特別な料理を提供して、コロナに負けるなと応援したい」と、出前用のメニュー開発に取り組んできた。

 出前メニューは定食、どんぶり、寿司など40種類を揃えた。企業向けに先行して届けたところ、牛カツレツ定食(1500円、税別)などが人気という。

 

 

 一般家庭向けの出前をスタートするにあたって、LINEAのシェフが手軽に食べられるサンドイッチやカレーのメニューを開発した。サンドイッチは牛カツレツ(1200円)とタマゴ(1000円)の2種類あり(いずれも1日10食限定)、タマゴは老舗日本料理店の技術を生かしたふわふわの厚焼き玉子を挟んでいるのが特徴。また、カレーは「キーマカレー」(1000円)と「五穀米彩野菜カレー」(同)がある。

 なお、出前メニューは5個以上の予約で配達する。幕の内弁当やオードブルの配達も行っている。問い合わせはグランパレー京岩℡(62)2233へ。

2020年3月31日

花見客に「万全を期して」

ぼんぼり点灯の豊公園、看板&石けん

 例年、花見客で賑わう豊公園だが、今年は新型コロナウイルスの影響により、人影はまばらで閑散としている。

 豊公園は日本さくらの会が選ぶ「日本さくら名所百選」。今は約600本のソメイヨシノが5分咲きで、ぼんぼりのライトアップも始まった。

 不要不急の外出を控えるなど、都会では一層、自粛ムードが高まっており、同公園の駐車場には観光バスの姿もほとんど見られない。公園内の長浜城歴史博物館は「他の施設が閉館しているため、週末はかえって人が多いが…」と話す。

 31日、広々とした公園内を散策していた家族連れやカップルは「人が少ないのが逆にいい」「花見は桜を見るより、人を見ている感がある。これならゆっくり楽しめる」などと語っていた。

 管理する市は「豊公園はどこからでも自由に出入りでき、東京、上野公園の桜まつりや大阪造幣局の通り抜けのように(中止)できない」として、新型コロナ啓発を実施。

 公園内3カ所に「感染症予防のポイント」「咳エチケット」など、注意を呼びかける看板を設置。4カ所のトイレにも啓発プレートとハンドソープを配備し「万全を期している」(市都市計画課)という。

2020年3月30日

長住建設 社屋に茶室整備、教室を開講

長住建設社長・松居さん、資格取得機に

 長住建設(大戌亥町)社長の松居慶浩さん(49)が表千家茶道講師の資格を取得したのを機に社屋3階に茶室を整備し、4月から茶道教室を開講することになった。

 松居さんは2013年から茶道を始め、昨年、講師の資格を取得。かねてから茶道人口の減少を憂い、「日本人が日本文化を学ぶ機会が減っている。茶道に触れる機会をつくりたい」と、茶室を開設することに。

 社屋の空き部屋を4畳半の茶室に改修し、床の間には千利休を描いた約200年前の掛軸を飾った。今月27日に茶室開きを行い、最初の「客」として日ごろから一緒に仕事をしている社員18人を接待。1人ずつに薄茶を点て、社員は仕事の合間に心落ち着くひと時を過ごしていた。

 茶道教室は金曜午後3時から同8時ごろまで。月2〜3回程度で月謝5000円。このほか、初めての人向けに「大人のための茶の湯体験」(受講料1回1500円)も開催する。松居さんは「茶道は私にとって仕事の傍らの、心を落ち着かせるひと時となる」と話し、「絶え間ない日常に句読点を打ち、心静かな時間を過ごしてみませんか」と呼びかけている。受講の問い合わせは、長住建設℡(63)1611へ。

2020年3月26日

久々の室内遊び 親子満喫、子育て支援センター再開

母親「リフレッシュになる」と歓迎

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、臨時休館していた地福寺町の地域子育て支援センター「サンサンランド」が26日、運営を再開。この日は朝から再開を待ちわびた親子がセンターを訪れ、遊具で遊んだりしていた。

 市内には地域子育て支援センターが8施設あり、親子の遊び、交流、子育て相談の場となっている。大津市で新型コロナ感染者が確認された今月5日午後に急きょ臨時休館していたが、小中学校の臨時休校措置が24日で終了したことに足並みを揃えて順次、再開した。

 幼児2人を連れてサンサンランドを訪れた市内の母親(33)は「毎日、いろんなセンターを訪れ、友達と会ったり、先生(職員)と話したりして気分転換していたので、早く休館期間が終わって欲しいと思っていた。再開して良かったです。リフレッシュになります」と歓迎。ただ、イベント自粛要請を受けてセンターが実施している催しが中止になっていることに「イベントが無いのは寂しいですね」と話している。別の母親(30)は「室内で遊べる施設がどこも閉まっていたので、再開は嬉しい。普段より人数が少ないけど、程よい感じだと思う」と話していた。

 サンサンランドでは休業期間中に館内の消毒を済ませた。再開後は利用者に玄関での手指の消毒、カウンターでの検温を呼びかけ、名簿に名前や電話番号、利用時間などを記入してもらうことで万一に備えている。

 金森千津子センター長は「利用者は普段の3分の1くらいだが、休館中はたくさんの問い合わせがあり、開館を待ちわびているのが分かった。1時間ごとに換気して空気を入れ替え、お昼の時間には床を消毒して、安心してセンターを利用してもらえるようにしたい」と話している。

 なお、運営を再開しているのはサンサンランドのほか、こどもらんど、のびのびらんど、あいあいらんど、子育て広場スキップ。

2020年3月25日

中学高校で部活動再開

グラウンドに歓声、屋内競技も「基本は屋外」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、休止されていた中学、高校の部活動が25日、再開。グラウンドを元気にかけ回る生徒たちの姿が見られた。

 現場では国の要請を受け、学校が休業になったことに伴い、3月29日から部活動を自粛していたが、春季休業に入ったことを受け、感染症拡大防止対策(登校日の朝の検温、マスクの着用、手洗い・手指の消毒・うがいの実施、部屋の換気など)を十分とったうえで、校内における活動に限定して実施することができることに。長浜市教委では感染防止策としてバレーボールやバスケットなど屋内競技は「屋外を基本」とし、ランニングや体力づくりを推奨している。

 

35日ぶりに選手揃う、虎姫高校野球部

 期末テストと新型コロナ禍が重なり、2月19日以降、練習をできなかった虎姫高校野球部はこの日、選手たちが35日ぶりに揃い、汗を流した。

 長期休暇中、選手たちは家の周りのランニングや素振り程度しかできなかった。堤内勇仁主将は「(休みは)世の中がこんな状況だったから、仕方がないが、とにかく長かった。やっと練習できる」と嬉しさを隠せない。「休暇中、モチベーションを保つのが難しかった。早く実践感覚をつかみ、春や夏の大会を万全な形で迎えたい」と話していた。

 澤村祥太監督も「1カ月余りのブランクは痛い。試合形式の練習や連携プレーもできておらず、選手たちの筋力が落ちていないか、心配。状態を見極めながら、チーム作りをしてゆきたい」と語っていた。

 虎姫高校野球部は練習再開のこの日、卒業生を送る「卒部式」を開いた。

 卒業式に在校生が参加できなかったため、この日、1、2年の部員15人が3年生8人を招き、謝意などを述べた。卒業生1人1人が後輩たちに「楽しむこと」「日々の積み重ね」「信じること」の大切さをアドバイス。指導者らは「皆、頼もしく感じる」「自信を持って次のステージへ」「自立心を持ち、自らコントロールできる能力を持って」などとエールを送り、堤内主将は「先輩たちのように、野球と勉強の両立目指して、頑張りたい」と抱負を述べていた。

 

準備期間少ないまま、高校野球春季大会

 通常なら、チームで練習を続け、対外試合なども行っていた部活動。高校野球は春季大会を目前にする中、思うようなチーム作りができておらず、現場を困惑させている。

 県教委は春休みが終了する4月8日まで県内外の他校との練習試合や合同練習などを中止、延期するよう、呼びかけている。県高野連は27日の理事会で春季大会の日程を正式決定するが、今のところ、当初の予定だった4月11日開幕を1週間遅らせることで調整が進められている。

 この場合、各チームは土日(11、12日)の練習試合のみで、いきなり本番を迎えることになり、「かなり厳しい」(高校野球関係者)の声も。

2020年3月24日

曳山祭、資料が一堂に

長浜城歴史博物館と曳山博物館で

 曳山博物館開館20周年を記念した特別展「長浜曳山祭—世界が認めた長浜の至宝」が、同博物館と長浜城歴史博物館で開かれている。江戸時代の古文書や曳山の装飾品、祭で用いられる笛や三味線などを一堂に集めて公開し、祭の歴史と伝統を発信している。

 曳山祭は約400年の歴史があり、2016年には全国32の山・鉾・屋台行事とともにユネスコ無形文化遺産に登録されている。

 長浜城歴史博物館では彦根藩から各山組に贈られた12点の能面や現存最古の歌舞伎台本など81件を展示。面は彦根藩主・井伊直中の60歳を祝った1825年(文政8)の公演の際に下賜されたもの。江戸時代には2度、歌舞伎が彦根藩主に披露されており、曳山を解体して船で彦根に渡った。

 現存最古の歌舞伎台本は猩々丸が1742年(寛保2)に演じた「忠勤熊野物狂」。この資料から18世紀半ばには歌舞伎が演じられていることが分かるが、現在のように子どもが演じていたのかは不明という。

◇   ◇

 曳山博物館では曳山の装飾品など37件を展示。壽山の舞台桁に据え付けられた錺金具「桐に鳳凰」は、鳳凰を象った錺金具と桐文様の金具が配置されている。七宝がふんだんに使われているのが特徴。壽山が大規模修理に伴って解体されていることから展示が実現し、博物館では「間近で見られるのは今だけ」としている。

 

 

 翁山の後部に飾る見送幕はベルギー製のタペストリーを仕立て直したもので重要文化財に指定されている。1995年に復元新調し祭礼で使用している。特別展では新旧を展示しており、見比べることができる。

 両博物館では「過去から現在へ長浜曳山祭がいかに受け継がれてきたのか、世界に誇る祭の素晴らしさを紹介することで、秋の開催に向けて祭を支えるすべての人々の応援になれば」と、来場を呼びかけている。

 特別展は5月10日まで開かれ、4月20日に展示資料を入れ替える。会期中無休。入館料は長浜城歴史博物館が大人410円、小中学生200円、曳山博物館が大人600円、小中学生300円。2館共通券(780円、特製クリアファイル付き)も販売している。

2020年3月23日

28日、北船町で白扇落語会

「笑い絶やさず平常心で」

 アマチュア落語家グループ「白扇落語会」による高座が28日午後1時半から「町家レンタルスペース松橋」(北船町)で開かれる。落語会主宰者の森範子さんは新型コロナウイルス感染症予防のため、一時は中止を検討したが、「収束の見通しがたたないの事態を乗り切るには、笑いを絶やさず平常心を保つことも大事」と、予防策を施したうえで開催することを決めた。

 白扇落語会はアマチュア落語家の要亭として活動する森さんが長浜での落語の普及を目指して昨年1月に結成。アマチュア大会の入賞者らを招いた落語会をレンタルスペースで定期的に開催して、落語ファンを増やしてきた。

 11回目の落語会となる28日は宝塚市の天神亭珠緒さんが出演。珠緒さんは長浜市の依頼で歴史紙芝居を制作する紙芝居作家でもあり、今回は古典落語「狸の賽」を紙芝居仕立てで披露する。光樹井さんも出演する。

 新型コロナ対策として、定員を普段の50人から25人へと半減して座席の間隔を離し、定期的な換気を行う。また、来場者には入口での手指のアルコール消毒、マスク着用などを呼びかける。

 森さんは「感染するお客さんが出たらどうしようと悩んだが、常連さんから『やるんやろ』と電話を受けた。自粛でストレスが続くとかえって健康によくない。感染リスクを下げる対策を打ちながら、社会活動や日常生活を送れるようにしなければならない」と話している。

 木戸銭は300円、落語会後の紙芝居教室は500円。問い合わせは白扇落語会℡090(8565)7558へ。

2020年3月19日

休校中の卒業式、長浜小は161人巣立つ

教員がサプライズ上映「心込めた」

 長浜市内のほとんどの小学校で19日卒業式が行われた。新型コロナウイルスの感染防止のため休校措置が取られる中での式典は、在校生や来賓の出席が取り止めになるなど各校が規模縮小を余儀なくされたが、長浜小の卒業式では教職員がビデオ映像を作成してサプライズ上映するなど心を込めた演出で、卒業生の門出を祝った。

 長浜小では在校生の出席を見送ったほか、来賓もPTA会長1人に絞り、時間を例年より20〜30分短縮。卒業生の座るイスを離して配置し、保護者には会場の体育館の入口で手指の消毒とマスク着用の協力を呼びかけて新型コロナの感染対策に配慮した。

 式典では卒業生161人(男子75人、女子86人)が保護者や教職員の拍手で迎えられ体育館に入場。杉本義明校長から一人一人卒業証書を受け取った。

 杉本校長は式辞で「前例のない休校措置で、令和最初の卒業式にもかかわらず多くの制限の中での挙行となることに、保護者の心情はいかばかりかと察するに余りある」と前置きしたうえで「職員一同、心を込めて準備をしてきた」と語った。

 卒業生には、体育館に掲げられている柔道家・三船久蔵十段揮ごうの書「勇猛精進」を取り上げて「勇猛は勇ましく雄々しいこと、精進は精神を打ち込んで努力すること」「皆さんも勇猛精進、高い志を持って困難に負けず夢に向かってしっかりと歩んでください」とはなむけの言葉を贈った。

 式典の最後には教職員が児童らに内緒で作成したビデオ映像を上映。入学式や運動会、遠足、学校生活のようすを映し、全教職員が笑顔で「卒業おめでとう」と心のこもったメッセージを添えていた。

 長浜市教委によると全25校のうち、23校が19日に卒業式を実施。2校はすでに済ませた。いずれも在校生は出席せず、卒業生と保護者、教職員のみで実施した。

2020年3月18日

個室で食事を、浜湖月が温泉付きプラン

コロナに負けへん!卒業や入学、家族で祝福

 新型コロナウイルスの影響で宴会などの自粛ムードが高まる中、長浜太閤温泉「浜湖月」(岸本一郎社長)は身内の「お祝いごと」を個室で開いてもらおうと、会席と温泉がセットになったお得なプランを始めた。

 新型コロナの感染拡大に伴い、長浜曳山まつりをはじめとする催しや卒業式・入学式の縮小、中止が相次いでいる。また、外出を控える傾向にあり、宿泊業界でも団体客を中心に予約のキャンセルが出ている。

 しかし、浜湖月と同じ敷地内にある高級ホテル「レジーナリゾートびわ湖」はほとんど、影響を受けていない。その理由としてこのホテルはペット同伴専用の完全個室制。プライベートを保て、他のグループと接触することがないから。

 浜湖月はこの形態をヒントに、安心できる場の提供と「卒業、入学を祝ってあげたい」という身内の切ない願いを叶えようと、リーズブルなプランを企画した。

 プランはお祝い会席と個室と温泉がセットで大人1人6000円(消費税、サービス料別)。お祝い会席のほか、春野菜牛鍋、和牛ステーキコースを準備。「お祝い」スイーツなども用意できる。

 新型コロナを防止するため、社員は全員、出勤時に健康チェックをしており、常にマスクを着用。食事の前後、各テーブルのアルコール消毒をするなど、最善を尽くしている。

 自由に身動きできない今の世の中に対し「子どもたちが犠牲になっている」と嘆く岸本社長。「個人、家族を中心に(観光、宿泊の)動きはある」と期待を持っており「ここなら『上げ膳据え膳』。一家でゆっくり団らんできる」と話している。

 プランは敬老祝いなども可。2日前までに予約を。問い合わせは浜湖月℡(62)1111へ。

2020年3月17日

親子で38年、手打ちそば「そば廣」

長浜市八幡中山町で、「極み」を求め

 新型コロナウイルス感染症の影響が飲食業界に広がる中、八幡中山町の手打ちそば「そば廣」は親子で38年間、店を切り盛り。そばの「極み」を追求しているおかげで、顧客の舌を満足させ、地元に愛され続けている。

 店主の北村広治さん(59)は、川崎町でそば屋を始め、13年前、現在地に移り、新店舗を構えた。開業当初から母のつや子さん(86)も洗い物などを手伝っている。

 同店はSNSに頼らず、口コミだけで固定客を獲得。コロナ禍の中、客足が遠のかないのは北村さんが研究熱心なため。麺はすべて手打ち。だしも独自の作り方で、毎朝6時から準備している。食味や食感などはすべて「土地柄」「そば通」に合わせており、毎日、その日の天候や気温に応じて調整。休みの日も店に出て、究極の味を求めている。

 

 

 これからのオススメは「天ぷらそば」。天ぷらは衣を薄めにしており、専用の油で揚げているから、サクサク。麺はどっぷりつゆに浸しても、そばの自体の風味を楽しめるよう、ダシの濃さなどを工夫している。

 つや子さんは「カウンター越しに(お客さんに)あいさつしてもらえると嬉しい。仕事好きで、健康やったから、ここまでできた」と話し、北村さんも「地道に、そば通の人たちのために勉強している。体が続く限り、店を続けたい」と目を輝かせていた。

 営業時間は午前11時から午後2時半と午後5時から同7時半。木曜休み。問い合わせはそば廣℡(65)2436へ。

2020年3月16日

米原に、ブルースティックス滋賀誕生

ホッケージャパンリーグに参戦

 米原市にホッケーの最高峰、高円宮牌日本リーグ(ジャパンリーグ)に参戦する男子チーム「ブルースティックス滋賀(BS滋賀)」が誕生。15日、県立伊吹運動場で記者会見が開かれた。

 びわ湖国体(1981年)で地元開催されて以降「お家芸」として定着したホッケーだが、近年、競技人口の減少が進んでいる。その要因のひとつとして県内でリーグのチームが存在しないことがあげられ、地元の有志たちが一般社団法人「ホッケーアカデミー滋賀」(上野賢一郎代表理事)を発足。「BS滋賀」を立ち上げた。

 選手は米原市民と聖泉大学の学生計31人。監督には全日本チームのマネージャー・山堀貴彦さんが就任した。今後、地元企業がスポンサーとなり、チームを運営する。チームカラーは「滋賀ブルー」と名付けた水色と緑の中間色。シンボルマークはイヌワシとスティック。

 実業団と大学でつくるジャパンリーグ男子は2部制でH1(1部)は6チーム、H2(2部)はBS滋賀の加盟により9チーム。4〜6月、10〜11月のシーズンで8試合を戦い、順位を決定。上位に入ればH1への昇格もできる。

 山堀監督は「皆、個人技が高く、スピードもあり、攻撃的だが、もっと上を目指すため、人を魅了し、感動させるプレーを見せたい。チームコンセプトはワークトゥトゥゲザー(協働)。目標は2024年の滋賀国体時、H1で優勝すること」と抱負を述べた。

2020年3月13日

北ビワコホテルグラツィエ、ハートのピザで晴れの日を応援

コロナに負けない!宅配部門を強化

 新型コロナウイルスの感染拡大で外食の自粛ムードが深まる中、北ビワコホテルグラツィエは家庭でも本格的なホテルの料理を楽しんでもらおうと、デリバリーサービスを強化。春休み期間中(3月20日〜4月7日)には、入学や卒業のお祝いとして、ハート型のデザートピザのプレゼントも計画している。

 同ホテルも会合などの自粛のあおりを受けて、宴会が軒並みキャンセルとなるなど苦境に立たされている。このため、デリバリー部門「ベントット」を強化し、ホテル料理人手作りの和洋中の弁当15種類やオードブルの宅配を行っている。

 また、従来の朝食バイキングを、シェフが料理を取り分ける「カフェテリア・スタイル」に改めて、宿泊客以外にも開放。自粛ムードに疲れた市民から好評だという。

 デリバリーの強化に合わせて考案したサービスがハート型のピザのプレゼント。イタリアから輸入したピザ窯で生地を焼き上げ、チーズやイチゴなどをトッピングする。弁当やオードブルをホテルで受け取る客のうち、「お祝い」がある客にプレゼントする。例年、春休み期間中にはホテルで卒業や入学などの祝宴が開かれていることから、家庭でのお祝いにハート型のピザで花を添えたい考え。

 同ホテルでは「暗い話題が多い中ですが、地元に根ざすグラツィエとして、晴れの日を全力で応援します。みんなで一緒に乗り越えましょう」と話している。

 デリバリーは1種類4個以上から受け付けている。詳細は左記QRコードか、同ホテル℡(62)7777へ。

2020年3月12日

タコス専門店「小麦畑」が評判

野菜と小麦にこだわり

 JR長浜駅近くの「長濱ええもんショップセイキン」(元浜町)内に、タコス専門店「小麦畑」がオープンし、地場産の野菜や小麦へのこだわりが評判を呼んでいる。

 タコスはトルティーヤと呼ばれる薄焼き生地で野菜や肉を包んだメキシコ発祥の軽食。同店では地元産の無農薬栽培の小麦で作ったトルティーヤに、長浜市内で有機農業に取り組む農家グループ「おてまいり屋」の野菜、甘辛く煮込んだひき肉、サルサソースを包んでいる。

 トルティーヤは湖北町小倉の生産者「シバタ・グラウンド・ミュージック」(柴田ファーム)が栽培した小麦を石臼でひいた全粒粉を用い、注文を受けてから焼き上げる。小麦のしっかりとした味わいと、もちもちとした食感が人気。仕入れる野菜は季節によって変わり、今はわさび菜、スイスチャード、サラダほうれん草、水菜などを採用している。

 テイクアウト650円(学割あり。350円。午後3時〜6時半)。店内で食べるタコスプレートはスープ付きで990円。このほかバナナジュース(450円〜)、野菜カレー(990円)もある。いずれも税込み。おてまいり屋の野菜も販売している。

 同店では「地元の生産者がこだわって作った野菜を使っている。地元の恵みをテイクアウトで気軽に楽しんでもらいたい」と話している。

 午前10時半から午後6時半まで。不定休。問い合わせは同店℡(53)3125へ。

2020年3月11日

「ル・ペイサージュ」仏美食ガイドに掲載

新木産業直営ホテルのフランス料理店

 フランスの美食レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ ジャポン2020」がこのほど発刊され、西浅井町大浦のホテル「ロテル・デュ・ラク」内のレストラン「ル・ペイサージュ」が県内のフランス料理店としては唯一、掲載された。

 ゴ・エ・ミヨは美食のエキスパートが編集するガイドで、日本では知名度は高くないものの、フランスではミシュランガイドと並ぶ権威ある格付け本。ミシュランは「星」の数で店をランク付けするのに対し、ゴ・エ・ミヨは「コック帽」の数でランク付けする。

 審査は覆面調査で行われ、環境・雰囲気、料理・ワインの質、サービス、値段などについて20点満点で評価され、10点以下のレストランは扱われないという。

 ゴ・エ・ミヨの日本版は2017年から発行し、徐々に調査対象エリアを拡大している。20年版では東京を中心に673軒が掲載され、初めて対象エリアとなった滋賀県からは、ル・ペイサージュ(コック帽3)を含む7店舗が紹介されている。

 

 

 ル・ペイサージュは新木産業(高月町森本)が直営するレストラン。料理長の山本卓也さん(41)は東近江市出身で、星野リゾート軽井沢の高級フレンチレストラン勤務などを経て、2018年からル・ペイサージュで料理長として腕を振るっている。

 「テロワール(※)発酵フレンチ」をコンセプトに、滋賀や、滋賀と街道で結ばれる各地の旬の野菜や魚介類などを食材とし、滋賀の食文化の一つである「発酵」で旨味を引き出しているのが特徴。

 山本さんは「発酵という滋賀の文化、風土をベースに料理を組み立たことが評価されたのではないか」と語り、「これを機に滋賀の風土を認知してもらい、日本全国に食文化を発信できれば」と話している。

 ル・ペイサージュではミシュランガイドへの掲載を目標に料理や接客を追求しており、ロテル・デュ・ラクの嶋村幸雄総支配人(57)は「フランス料理界で権威あるゴ・エ・ミヨに評価されたことで自信につながり、ミシュランの星も近づいた。今後、1年ごとに評価されるので、1つの料理、1つのサービスの徹底を心掛けたい」と話している。

 なお、ル・ペイサージュのほかに、県内からは招福楼(東近江)、徳山鮓(余呉町川並)、比良山荘(大津)、炭火割烹蔓ききょう(同)、自然坊たなか(同)=いずれもコック帽3=、行楽庵(同)=コック帽2=が掲載された。

 【テロワール】産地を取り巻く土壌や気候、風土を指す。ゴ・エ・ミヨ・ジャポンでは日本の風土で生まれた食材や調理法が現代の感覚を取り入れながらどのように食の現場に生かされているのかが評価される。

2020年3月10日

斬新な凸凹漆器 「浜椀」

仏壇の「宗永堂」が開発、波やウロコをイメージ

 国友町の仏壇仏具店「宗永堂」は独創的な漆器「浜椀」を開発。斬新な凹凸の塗り上げが話題となっている。

 店主の杉中伸安さん(56)は浜仏壇の漆職人の傍ら、うるし工房「NUUL(ヌール)」ブランドを立ち上げ、和紙の漆塗り花器など、独創的な創作活動をしている。

 「浜椀」は器の外側に漆との粉を混ぜたものを下地とし、厚みにより模様を描く「つけ塗り仕上げ」を施している。

 輪島塗のように表面に光沢はないが、しっかりとした手ざわりで、傷つきにくく、欠けたり、ひび割れした場合も補修ができる。

 模様としては琵琶湖のさざ波をイメージした「WAVE(浜波)」、魚の鱗のような「UROCO(うろこ)」のほか、縁が割れたようなデザインの小鉢「ROCK(竹生の岩)」があり、黒漆を塗り重ねた濃厚な色合いの「黒漆」と下地が透けて見える「朱溜め」の2色を揃える。

 従来の漆器は高級で丁寧に扱わなくていけないというイメージだが、杉中さんは「ジーンズのように身近でカジュアルに使ってもらえれば」と話し、結婚祝いや還暦、長寿の祝いなどに重宝がられているという。今後はパスタ皿やサラダボールなどへの展開も考えている。

 いずれも高さは7㌢で直径12㌢が4500円、直径11・5㌢が3800円。問い合わせは宗永堂℡(63)7769へ。