eスポーツ、触れる機会を

長浜の多賀さんら、協会を設立

 対戦型コンピューターゲームをスポーツとして楽しむ「eスポーツ」を県内でも普及させようと、有志が滋賀eスポーツ協会を設立。大会や交流会を通じて「eスポーツに触れる機会をつくりたい」と参加者を募っている。

 協会はウェブ制作会社「きゃんせ」(田川町)社長の多賀洋平さん(36)の呼びかけで、昨年8月に結成。現在、メンバーは地域おこし協力隊や学生など13人。これまでに長浜、湖南両市で競技体験会やサッカーゲーム「ウイニングイレブン」の大会、ゲーム機を持ち寄って楽しむ「LANパーティー」などを催してきた。

 2月29日にはさざなみタウンで報道関係者向けのPRイベントを催し、eスポーツの魅力などを解説。専門学校のeスポーツ科で学ぶ協会メンバーの草川海斗さん(19)が世界で最もプレーヤーが多いとされるチーム対戦型の「リーグ・オブ・レジェンド(LOL)」やパズルゲーム「ぷよぷよ」など4種類のゲームを紹介した。LOLは5人1組がチームとなって相手方の拠点を破壊するゲームで、戦略性が高い。この日は2つの大学チームがインターネットを通じて対戦する様子をモニターに映し出して観戦した。

 協会では当初、PRイベントで市民にeスポーツを体験してもらう予定だったが、新型コロナウイルス感染防止の観点から規模を縮小した。

 協会によると、各地でイベントや大会が開催されるなど盛り上がりを見せ、中学・高校生の「なりたい職業」にeスポーツプレーヤーがトップ10入りするなど注目を集めている。昨年の茨城国体では「文化プログラム」として初めて登場し、都道府県対抗戦が行われた。

 多賀さんは「eスポーツの普及にはコミュニティづくりが大切。参加できる場所を設けることで、世界に羽ばたくプレーヤーを発掘し、支援していきたい」と語っている。