醒井養鱒場、突然変異で誕生
米原市上丹生の県醒井養鱒場で鮮やかなコバルトブルーのビワマスが突然変異で誕生し、現在、公開されている。
養鱒場は霊仙山の麓にあり鍾乳洞から湧き出る水を利用してニジマス、イワナ、アマゴ、ビワマスを約100万尾飼育している。
コバルトブルーのビワマスは一昨年の秋に生まれた。25万尾の稚魚の中に青い個体がいるのを職員が見つけた。無事に成長し、現在の体長は30㌢ほど。養鱒場によると、マス類では数万から数十万匹に1匹の割合で生まれることがあるが、ここまで成長したのは初めてという。
現在、約1000尾のビワマスと一緒に飼育し、鮮やかな青色がひときわ目立つ。「新緑が水面に映える養鱒場でコバルトビワマスを探してみて」と来場を呼びかけている。
開場は午前8時半から午後5時まで(平日は午前9時開場)。入場料は大人540円、高校・大学生320円。なお、「こどもの日」(5月5日)は県内在住の18歳未満の子どもと同伴の保護者は無料。駐車場は普通車400円。