長浜市に寄贈相次ぐ

市内企業から除菌水やマスク

 新型コロナウイルスの感染拡大で品薄状態が続くウイルス対策グッズ。長浜市内の企業が除菌水やマスクを相次いで市に寄贈し、市の感染症対策を後押ししている。

◇高橋金属  電解除菌水

 金属加工会社「高橋金属」(細江町)は27日、長浜市内の小中学校や幼稚園、保育園などで使用してもらおうと電解除菌水1460㍑を市に寄贈した。

 除菌水は同社の関連会社ティーエムエルデ(同町)の製品「サンティウス」で、10年以上前からホテルやレストラン、旅館の厨房、老健施設の衛生管理用に販売している。市には学校などで机や扉の取っ手、階段の手すり、食事用のテーブルや給食トレーの除菌に活用してもらいたい考え。

 市役所で行われた贈呈式では、高橋金属の高橋康之社長が「弱酸性で肌に優しく、扱いやすい」と製品について説明し、目録を藤井勇治市長に手渡した。

 藤井市長は「市民の皆さんの不安を払しょくして安心につながるプレゼント。教育の現場で早速、活用したい」と話していた。

◇はんがい マスク1万枚

 衣料雑貨販売会社「はんがい」(板谷政直社長、大寺町)は27日、市に児童・生徒用のマスク1万枚を寄贈した(写真)。全国的にマスクが不足していることから、教育現場の不安解消のため、市に届けた。市は「マスクの確保に苦慮しており大変ありがたい。市内の小学校、中学校、義務教育学校に配布する」と話している。

◇三菱ケミカル  医療用マスク1万7千枚

 三菱ケミカル滋賀事業所(三ツ矢町)も28日までに医療用高機能マスク「N95」1万7000枚を市に寄贈した。同社が事業継続のために備蓄していたのを「地域医療の安定に役立ててもらいたい」と市に申し出た。市は市立長浜病院と長浜赤十字病院に配布した。