飲食店情報を集約「食べて応援」
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、特措法に基づく県の休業要請が始まった23日、営業時間の制限を余儀なくされる飲食店を支援しようと、長浜ビジネスサポート協議会(代表理事=大塚敬一郎・長浜商工会議所会頭)がテイクアウトを取り扱う飲食店を紹介するウェブサイト「長浜テイクアウト」を開設。「市内の飲食店を、食べて応援しよう」と呼びかけている。
度重なる自粛の呼びかけで外食の機会が減り、売上激減に悩む飲食店。23日からの県の休業要請で、飲食店は営業を午後8時まで、酒類の提供を同7時までとする制限を求められ、売上悪化に追い打ちをかける格好となっている。
飲食店では苦境を乗り越えるため、テイクアウトメニューの開発や宅配サービスに取り組んでおり、これらを応援するため、市内の企業や個人など3者がそれぞれ自主的にテイクアウトの飲食店の情報収集と発信をウェブ上で行ってきた。
「長浜テイクアウト」は3者が協力して、それぞれ別々に収集してきた情報を一手に集約。協議会がサイトを管理することになった。
23日午前8時時点で居酒屋や喫茶店、食堂、パン屋など19店舗を掲載。店舗の住所、連絡先、営業時間、料理の写真、価格などを紹介している。協議会は「『ステイホーム』の気分転換に、お店の味を自宅で楽しんではいかが」と市民に利用を呼びかけている。
なお、協議会では随時、掲載店舗を募集している。掲載は無料。問い合わせは協議会℡(53)2770へ。「長浜テイクアウト」のサイトはhttps://nagahama-takeout.com。