菅並がまるごと展示空間に

長浜ローカルフォトが集落内で写真展

 丹生谷の人々と暮らしをとらえた写真展が25日から、余呉町菅並の集落内で始まる。

 菅並は丹生谷の最奥にあり、自然豊かで余呉型古民家と呼ばれる三角屋根の住宅が数多く残る集落。この美しい景観を守り続けてきた地元の人たちの姿を市民グループ「長浜ローカルフォト」が取材した。

 メンバー11人は地域のサロンや灯明祭、田畑などに出向き、インタビュー。会話の中から自然と発せられた「好きなことをぼちぼちするのが、元気な秘訣」「大工一筋60年。茅葺き屋根もようけ直した」などの言葉をキャッチコピーとし、釣りや農作業など生き生きと活動している写真と合わせ、ひとつの作品にした。

 等身大のパネルや特大タペストリーなど計28点を民家や空き家の軒下などに並べており、集落がまるごと展示空間になっている。

 副代表の山内美和子さんは「会話の中で何気なく出た言葉や笑顔を、景観保全のメッセージとして発信したい。菅並ファンの増える『いざない』となれば」と話している。

 写真展は25日開催の「丹生谷文化財フェスタ」の関連事業だが9月8日まで展示する。無料。