聖火ランナー、湖北から5人

県実行委員会が 内定者53人を発表

 2020年東京オリンピック聖火リレーで県内を走行するランナーのうち、県実行委員会枠のランナーが内定し、17日発表された。湖北地域からは長浜市の女性消防士・杉本夏穂さん(24)ら5人が選ばれた。

 内定者は53人で、滋賀ゆかりの著名人は騎手の武豊さん(50)、ミュージシャンの西川貴教さん(49)、元プロボクサーの山中慎介さん(37)、ファッションモデルのSHIHOさん(43)、元フリースタイルスキー・モーグル選手で冬季五輪に3回連続出場した伊藤みきさん(32)らが選ばれている。また、バレーボールVリーグ女子の東レ・アローズの選手10人も聖火ランナーを務める。

 公募で選ばれた杉本さんは中学生時代の職場体験で消防署を訪れたのを機に救急救命士に憧れ、現在は湖北地域消防本部初の女性消防士として活躍している。聖火ランナーの応募にあたっては自身の生まれた故郷を守るため消防士を志したことなどを記したという。「防火意識の啓発や、救急知識をアピールする良い機会になれば。故郷を火災などから守る気持ちを込め、女性消防士の先駆者としてもしっかり走りたい」と話している。

 このほか、長浜市内からは長浜養護学校3年の福井響さん(18)が車いすで聖火リレーに参加する。

 米原市内からは、元中学校校長で健康運動指導士として活動する高畑律夫さん(70)ら3人が選ばれた。高畑さんは現在、「カイロプラティックらくらく堂」を運営しながら老人会へ健康指導に出向くなど、地域の高齢者の健康づくりをサポートしている。聖火リレーでは「私が走ることで高齢者や患者を元気づけ、地域の人の健康意識を高めるきっかけになれば」と話している。

 このほか、米原市内からは元県議会議長で県ホッケー協会会長の辻村克さん(79)、長浜養護学校3年の吉川葵さん(18)が選ばれている。

 

県内の聖火リレー 5月28、29日

 県内の聖火リレーは5月28、29日に行われる。28日はマキノピックランド(高島市)から出発し、県南部を中心に各市町をリレーした後、大津港業務用地(大津市)を目指す。29日は水口スポーツの森陸上競技場(甲賀市)を出発し、県中部・東北部の各市町を巡り、豊公園(長浜市)をゴールとする。高島市のメタセコイア並木、時代劇の撮影場所としてもよく使われる近江八幡市の八幡堀付近、国宝の天守をはじめ数々の重要文化財が現存する彦根市の彦根城など、それぞれの観光名所などを盛り込んでいる。

 米原市内は米原駅西口から中多良南交差点までの1・5㌔、長浜市内は長浜水道企業団から豊公園までの1・8㌔。どのランナーがどこを走るのかは決まっていない。