米原曳山まつり、3日間華やかに

「日本一」「よくできました」の声

 県の選択無形民俗文化財「米原曳山まつり」が14日までの3日間、米原市米原の湯谷神社とその一帯で奉納され、今年は全山組(3基)が6年ぶりにそろい踏み。多くの見物客で賑わった。

 台風19号の接近に伴い、山の運行や上演時間などが変更され、13日には各山組の詰所前などで「鬼一法眼三略巻・今出川菊畑の場」(壽山組)、「神霊矢口渡・頓兵衛住家の場」(旭山組)、「蝶千鳥曽我物語・中村閑居の場」(松翁山組)の舞台が披露された。

 「鬼一法眼三略巻・今出川菊畑の場」は平治の乱の後、平家についた鬼一法眼と、牛若丸(源義経)らの「虎の巻」を巡るやりとりを描いたもの。恋に揺れる鬼一法眼の娘の心の葛藤などを表現し、「日本一」の掛け声が掛けられていた。

 「蝶千鳥曽我物語・中村閑居の場」は曽我兄弟のあだ討ちを扱った作品。可愛い役者たちの愛くるしい演技が観客の感動を誘い、「よくできました」などの声が上がっていた。