男子は日本一、女子は準優勝に

全中ホッケー、伊吹山が圧巻

 第49回全日本中学生ホッケー選手権大会、決勝戦が19日、米原市春照の県立伊吹運動場で開かれ、男子の部で伊吹山が優勝。女子の部では伊吹山・虎姫連合チームが準優勝した。

 男女とも17日の予選リーグを突破し、18日の決勝トーナメントに進出。この日、準決勝と決勝が行われ、男子は準決勝で朝日(福井)を2対2で分け、SO(シュートアウト)戦の末、勝利(2—0)。決勝では多くの声援に後押しされ、今市(栃木)を6対3で圧勝した。15年ぶり、8回目の優勝。

 女子は準決勝で石動(富山)を1対0の僅差で破り、決勝では大谷(富山)に前半、後半ともに1点ずつ入れられ、0対2で惜敗した。

 


虎姫中の國友さん活躍、負傷押し、チーム躍進の原動力

 ホッケー競技、女子の部で虎姫中から唯一、全国大会に出場した國友さん(3年)が活躍。チームの準優勝に貢献した。

 國友さんは小学5年の時、県の次世代アスリート発掘育成プロジェクト「滋賀レイキッズ」に入り、アイスホッケーやフェンシング、射的やウェイトリフティングなどを体験。その中から興味を持ったフィールドホッケーに専念するように。

 市内に練習の場がないため、中学では週2回、伊吹高で夜8時まで技術を磨いたり、ジュニアクラブチームに混ざり実践を重ねた。

 運動能力が高く、プレーヤーとしても長けているため、米原市のホッケー関係者から伊吹山中の選手たちと一緒にプレーするよう勧められ、3年生から虎姫中唯一のホッケー部員となり、合同チームを組んで今大会に臨んだ。

 しかし、常に動き回り、最前線で攻撃するフォワードのポジションは負傷が多く、両足首をねんざしてしまい、今大会もけがを押しての出場となった。

 試合中、時折、苦しい表情を見せるものの、先取点や決勝点を決め、チーム躍進の原動力となった國友さん。「自分の決めた得点で決勝へ進めたことは貴重な体験となった。この経験を次へとしっかり生かしてゆきたい」と述べ、母・香理さんは「アシスト、フォローしてくれたチームメイトや支えていただいた周りの方々のおかげ」と語っていた。