歴史見える3本の石碑を設置

国友町に3度の戦、城、試射場跡

 国友町内に地域の知られざる歴史を紹介する3本の石碑が設置され、道行く人の目を引いている。

 石碑は国友鉄砲ミュージアムで開催中の「国友村鉄砲展」に合わせて、同展実行委員会(廣瀬一實会長)が、戦国時代の地域の「見えない歴史」を地元の人たちに紹介し、誘客につなげようと建てたもの。

 「國友河原の合戦跡」「國友城址」「國友鉄砲試射場跡」の3本で縦横25㌢、高さ150㌢の御影石製。いずれもゆかりの地に建立している。

 「國友河原の合戦跡」は姉川左岸の堤防沿い。ここでは京極高清と多賀宗直(1487年)、浅井亮政対六角貞頼(1537年)、野村兵庫頭対宮部継潤(1573年)と3度の戦いが繰り広げられた。

 石碑には浅井三代記の「宮部継潤は国友攻めの際、この川の北で国友の鉄砲、富岡藤太郎の大筒の玉を太股に受けて負傷した」という記録を記し、「継潤は秀吉に仕え、最後は鳥取城の城主となった」ことを紹介している。

 実行委員会は「この地で3度の戦があったことや城や射撃場の存在などを知らない人も多い。NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』のゆかりの地、国友を再認識してもらえれば」と話している。設置場所などの問い合わせは同ミュージアム℡(62)1250へ。