日本一のスポーツメーカー目指して

米原出身の長谷川さん、ブランド立ち上げ

 米原市顔戸出身の長谷川直輝さん(25)がスポーツウェアメーカー「NHTH」を立ち上げ、ブランド「New Heights(ニューハイツ)」の商品展開を始めた。16日からJR長浜駅前のえきまちテラス長浜で展示会を開き、「まずは地元にこのブランドを根付かせたい」と話している。

 高校生時代までサッカーに取り組んでいた長谷川さん。ユニフォームなどのスポーツウェアを研究し、中学生時代には「もっとスタイリッシュなスポーツウェアを作りたい」と、早くもスポーツブランドの立ち上げを夢見ていた。高校卒業後は服飾・ファッションの専門学校に進学し、その後、服飾関係の企業でOEM(相手先ブランドによる生産)に携わるなど、ブランドの立ち上げ準備を着実に進めてきた。

 社名「NHTH」は「New Heights. Tall Hopes」の略で、和約は「今よりさらに高みを目指す」。日本一のスポーツウェアメーカーを目指したいとの思いを込めた。

 展示会では、スポーツだけに限らず幅広いシーンでの着用を想定した機能的でシンプルなデザインにこだわったジャケットやカバンなど12品番を紹介している。「イヤーマフジャケット」は保温性を確保しながらも、ダウンのように着ぶくれしないデザインで、襟の部分を立てればイヤーマフのように耳や首筋を覆え、どんな顔の輪郭にもフィットするように試行錯誤したアイデア商品。「帆布ワークジャケット」は特産品の高島帆布を使った丈夫な作り。ポケットも6カ所に設け、「どんなハードな現場でも使える」と話している。

 長谷川さんを支えるのは、今年7月に結婚したばかりの妻の智子さん(24)。大手スポーツメーカーで水着のデザインなどを手掛けた経験があり、今後、水着やインナー、レディースの商品展開も目指す。

 夢の実現への第一歩を踏み出した長谷川さん。「きょうがスタート。これから認知度を上げて日本一のスポーツウェアメーカーを目指します。まずは地元の湖北地域でこのブランドを根付かせたい」と話している。

 えきまちテラスでは22日まで展示会を実施。来年1月15日からは東京・渋谷で展示会を行う。問い合わせはNHTH℡(80)9093へ。