新たな希望を胸に、小学校で卒業式
県内各地の小学校で19日、卒業式が行われ、新たな希望を胸に卒業生が6年間の思い出が詰まった学び舎を巣立った。
長浜小学校では138人がスーツなどに身を包んで晴れやかな表情で式に臨み、土田康巳校長から卒業証書を受け取った。
土田校長は式辞で「皆さんが手にしている卒業証書は1200日の学びの証です。思い出とともに握りしめてほしい」と語りかけた上、パナソニック創業者・松下幸之助氏の「失敗は成功に近づくための大切な過程。失敗の多くは成功するまでに諦めてしまうところに原因がある」「失敗を恐れるよりも真剣でないことを恐れたい」との言葉を紹介し、「中学校生活は3年間。失敗を恐れず、しっかりと根を張り芽を出し、3年後に大きく美しい大輪の花を咲かせてほしい」とはなむけの言葉を贈った。
卒業生は「別れの言葉」で、フローティングスクール、修学旅行、運動会、マラソン大会、集団登校、委員会活動など小学校生活6年間の思い出を振り返り、「栄光の架橋」を斉唱。式後、在校生と保護者の拍手で見送られ、会場の体育館をあとにした。