川崎や、リニュアルオープン

支援金で修復、週末は記念イベント

 インターネットによる資金集め「クラウドファンディング」(クラファン)を活用して修復していた大宮町の多目的ハウス「川崎や」がリニュアルオープン。8、9の両日、記念イベントが開かれる。

 昭和後期まで、うどん屋として賑わっていた「川崎や」は空き店舗となり、その後、地元、商店街により、多目的イベントスペースに活用されていた。現在は「音楽と出会える場を」と私財を投じて清水眼鏡店の清水正伸さん(63)が管理している。

 ところが建物は老朽化や一昨年9月の台風21号の影響などで、東側の土壁が崩落。建物が密接する地域のため、予想以上の工事費用が必要となった。清水さんは昨年11月、資金70万円の提供を求め、クラファンを開始したところ、わずか1カ月半ほどで、目標額を大幅に上回る113万1500円(110人、161%)が集まり、ライブ会場に設けた募金箱にも22万円が寄せられた。

 支援金で損壊していた壁を修理したほか、音漏れする玄関のアコーディオンカーテンドアを二重ガラスの扉に変更。通り沿いの壁面にも防音壁を設けた。

 目標が達成でき、うどん屋由来の看板のマークもギターの絵柄にリメイクした清水さん。「僕以上に『川崎や』のことを大切に思ってくれている人がたくさんいた」と笑顔で語っていた。

 記念イベントは8日午後7時15分から、音楽デュオ「リーファ」のライブ(入場料一般2000円)。9日は女性5人による着物ファッションショー(カンパ制)。2月は毎週末、コンサートを開催するほか、今後、特別ゲストによるライブなども計画している。