古書&カフェ「ルーペ舎」オープン

理数系の専門書など2千冊

 理数系の専門書が数多く並ぶ珍しい古本屋。宮前町に古書&カフェ「ルーペ舎」がオープンした。

 オーナーの河嶌敬治さん(66)=彦根市=は双葉中学校で理科などを教え、生物を得意とする。定年退職後は妻の和子さん(63)と趣味を生かして、「第二の人生」を歩もうと考えていた。

 昨年、同町の「さざなみ古書店」が空き店舗になることを知り、知人の紹介で古本とカフェが同居した新タイプの店を開くことに。レトロな1階の店内には最近、話題の単細胞生物「粘菌」に関連する参考本や化石、微生物の専門書、小学生から高校生向けの算数、数学に関わる教本のほか、人文関連の書物など幅広いジャンルの約2000冊を用意している。

 このほか、顕微鏡や計算尺、薬品の瓶や砂時計など河嶌さんのコレクションや和子さんが選んだ合格鉛筆や御朱印帳などの雑貨、2人が好きなフォークやポップスを中心としたLPレコードなども。

 改装した2階には、ゆっくりくつろげる大正ロマン風のカフェを設け、自慢のコーヒー、紅茶や軽食を提供。身近な材料でできる実験や観察をする「サイエンスカフェ」を毎月、開く予定。

 河嶌さんは「子どもたちが自然や理科に興味を持ってくれるような、発信の場としたい」と話している。3月8日まで写真家・上原節子さんのマクロ写真展を開催。営業は木曜から日曜、午前10時から午後6時。問い合わせは河嶌さん℡0749(22)5048へ。