長浜の中学生水球チーム 春に雪辱誓う
エル・アテインスイミングスクール長浜(八幡東町)の中学生水球チームがJOCジュニアオリンピックカップ全国大会で準優勝した。初優勝は惜しくも逃したが、3年生は最後の大会となる来春大会での雪辱を誓っている。
8月22日から26日まで京都市内で開かれた全国大会には地区予選を突破した24チームが出場。予選トーナメントを勝ち抜いた長浜は決勝トーナメントで山口水球クラブに6対5、群馬ジュニア水球に10対8で競り勝ち、決勝戦へと進んだ。悲願の初優勝の前に立ちはだかったのは強豪の京都踏水会水泳学園。チームを研究されていたこともあり、6対13で涙を呑んだが、チームとしては過去最高記録に並ぶ準優勝となった。また、山中智敦、桐畑全、世一翔大、上坂飛嘉の4選手が大会優秀選手(13人)に選ばれた。
キャプテンの森川永遠君(14)は決勝トーナメントを振り返り「1回戦では勝てると思っていなかった強豪を相手に終始リードし、自分たちのプレーが全国の舞台で通じることが分かった。2回戦では自分のミスでリードを許したが、仲間で声を掛け合って逆転でき、決してあきらめないことの大切さを知った」と語っている。来年3月には中学最後の春季大会が予定されており、「今度は優勝を目指す」と意気込んでいる。
出場選手は次の皆さん。
山中智敦(長浜北3)、桐畑全(高月3)、上坂飛嘉(長浜北3)、山本悠馬(湖北3)、森川永遠(長浜北3)、越後沙貢(安土2)、中野友貴(双葉2)、世一翔大(同)、奥昇大(浅井1)、供田晄(高月1)。
小学生チームはベスト8
エル・アテインスイミングスクール長浜の小学生水球チームも全国大会でベスト8に入賞した。小学生チームは予選を2戦2勝で突破し、計8チームによる決勝に進出したが、初戦で三重WPスターズに1対4で敗れた。キャプテンの鈴木蓮君(11)は「全国の舞台は他のチームも強かった。春の大会に向け、基礎練習からしっかり取り組みたい」と話していた。
出場選手は次の皆さん。
上坂昭嘉(神照6)、上田夢翔(北郷里6)、打木橙羽(長浜北6)、春日翔真(米原6)、五井龍征(高月6)、鈴木蓮(長浜北6)、花澤映紀(北郷里6)、荒木健汰(富永5)、島田蒼馬(神照5)、中野元稀(坂田5)、山本拓馬(速水5)、世一芽生(坂田5)、前田寛太(神照5)、三輪隆太(坂田4)、高藤渓登(長浜北4)。