ネットで注文 タクシーで配達

企業有志がタッグ! 飲食店の料理届ける「食べタク」

 インターネットで受注した飲食店の料理をタクシーで届ける新しい試みが8日から長浜市内で始まった。タクシー会社や飲食店など企業有志がタッグを組んでインターネットの専用サイト「食べタク」を開設。「ステイホームの一助とし、オール長浜でテイクアウト事業を広げていきたい」と市民に利用を呼びかけている。

サイトを立ち上げたのはエコプラン(上田貴麿社長)、さくらタクシー(上田聡社長)、京岩神前殿(和田洋典社長)、クラブ・メゾン(佐野圭太社長)の4社。和田社長は市内の飲食店の現状について「新型コロナの影響で3〜6月の予約はほとんどキャンセルで、1日に1組も客が来ない店もある。売上は70〜90%ダウンしている。いつ終息するか分からず、不安な日々を過ごしている」と語る。

 上田聡社長もタクシーの利用者が半減し、運転手の給与が減っている現状を指摘した。国土交通省が新型コロナの感染拡大に伴ってタクシー事業者が貨物を配送できるように特例措置を設けたことを受け、さくらタクシーが特例を活用して料理の配達に乗り出した。

 「食べタク」には現在、市内16店舗が参加している。店舗をまたいで料理を注文でき、届け先や日時を入力すればタクシーで届けてくれる。配達料金はJR長浜駅を起点に、3㌔未満900円、5㌔未満1200円、7㌔未満1400円で、7㌔以上は通常メーター料金となる。支払いは料理と引き換えに現金での決済となる。1店舗2000円以上からの注文で配達する(2店舗目から条件なし)。

 随時、参加飲食店を募り、飲食店が増えれば、他のタクシー会社にも協力を呼びかける方針。詳細は「食べタク」のサイトで。